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[30] 第八回イベント板一時間小説祭
   
日時: 2012/10/21 01:49
名前: ナイトメア高崎 ID:4.mj66uw

【秋だよ! 第八回イベント板一時間小説祭】

企画説明:一時間でお題に沿った小説を執筆し合い、みんなで感想の書きあいをします!
参加資格:誰でも参加できます! どんどん参加してください!
日時:10月21日(日)、0:05〜01:05その後チャット会・感想提出、遅れて提出されても全然大丈夫です!
場所:このスレッドです!

お題:今回は台詞固定です。

「だけど僕は、淋しいと思ったことなんかなかった」(宮部みゆき著:ICO―霧の城―より)

上記の台詞を必ずどこかに使った短編を執筆してください。
字数制限は一切ありません。

感想:このスレッドにご自由にご投稿ください。

提出作品目次:
>>01 ホモは知る。永遠に誓ったぶっかけをさん:『クイーンズあんりミテッド』
>>02 ナイトメア高崎:『ネバーランド・ドリーム』
>>03 春夏秋さん:『さよなら転校少年』
>>04 アリスさん:『慰めの森』
>>05 みそ田楽さん:『俺は孤独なんかじゃない、』
>>06 ぐみさん:『太陽と月』
メンテ

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慰めの森 ( No.4 )
   
日時: 2012/10/21 01:43
名前: アリス ID:qfXsQfr6

 今日はこんなことがあった、今日はあんなことがあった、と自分で自分を内省的に見つめなおす時、私は夢の中で、自分の手が小さな苗を持っていることに気付くのです。その生々しく冷たい苗を汚れなど気にせず掴む手は気色悪さを感じている気配はなく、円錐台で、ポット苗からそのまま取り外した様なその苗木からは小さな小さな双葉の芽が顔を覗かせていたのでありました。それを顔の前に持ち上げ見つめると、鼻の奥をすっとした土の匂いが通り抜けていきます。何の花だろう、何の木だろう、何の植物だろう。私は様々に憶測を飛ばしましたが、視界に映る苗の後ろ側の背景が真っ白に染まっていることを実感すると、ああここは夢の中なのだ、であればこの苗が何物かということに意味はないな、と考えるに至りました。よくよく考えてみると頭はぼんやりとして明確な思念が据えられている感覚もなく、そしてぼんやりとしているのに「よくよく考えてみると」などという一種の矛盾を孕んだ自分への描写もまた、ここが夢の中であり、明晰的に物事を捉えることができない証拠でありましょう。私は白い空間を苗を持ったまま歩き出しました。夢の中だ。一歩一歩を踏み締めると、浮遊感が頭を撫で上げ、記憶がやんわりと再生されていきます。嫌なことがあったのです。それは些細なことかもしれません。しかしながら確かに私はそれを嫌なものと考え、家に帰ってきたのでした。そうして眠りにつき、ここにやってきたのです。
 ある程度歩いたところに、穴が開いていました。そしてその穴の横には白い砂で出来上がった小山がありました。白い空間を掘ると白い砂が掘れるのでしょうか。わかりません。しかしながら私はそれが理に適っているようにも思いました。白い紙を切ったら白い紙が出来上がり、青い水を掬えば青であり、黒い土を掘り返せばまたそれは黒い土でしょう。それと同じなのかもしれません。この真っ白で途方もくれない、目のやり場に困るほどの眩しい白。これを何かしらの手段を持って掘り起こせば、それは白い土――もとい白いものの小山が出来上がるのは納得が行きます。私はそれに近づき、穴を覗き込みました。
 穴はまったく深くなく、手を入れると手首ほどの位置に差し掛かったところで指先が穴の底に当たってしまいました。深くない。まるで元から何かの用途に使われるために掘られたもののようだ。そう思った私は片方の手に持っている苗に気付きました。穴と苗木。その両方を見比べながら、ああ、もしかしたらこの穴はこの苗を植えるために用意されたものなのかもしれない、と思いました。私の手がそれほどの段階を置かずに苗を穴に入れると、それは恐ろしいほどにピッタリと嵌りました。それがあるべき位置であり、それがあるべき居場所であったのでしょう。私は可愛らしく揺れる双葉に被さらないように優しく、穴の隣にあった白い砂を被せてやります。苗の固形的な剥き出しの茶色を隠したことで、さらにその植物は完全な形を取り戻したようにも思います。真っ白な砂はそこに被せると、そこは硬質な床へと変化しました。私が佇んでいるこの床と同じ。その白から顔を覗かせる芽の緑だけが異様なまでに主張する、そんな世界になりました。
 次の日も嫌なことがあった上で眠りにつくと、またしても私の手は昨日の夢と同じ苗を掴んでいました。昨日と同じ夢だろうか。そう考えていた私の目に映ったのは、限りもなく天井へと伸びきった木でした。白い空間を真っ二つに切り裂く堂々たる直線。圧倒的な存在に私の首は痛くなるばかりで、その木の頂上は白い空間の天に向かって霞み行くためにフェードアウトしていたのでした。昨日はこんなものはなかったというのにどのような理由あってこのような夢になったのでしょうか。昨日私は苗を植え。
 そこで自分の中に小さな仮説が湧き上がります。この鎮座する木は昨日植えた苗の成長した姿ではないでしょうか。ここは夢の中、何が起きようと不可思議ではありません。しかし昨日と同種系統の夢だというのにこの木が現れたというのは何かの因果、やはり何かしらの変化があったためでありましょう。それは私が植えた苗。白い穴へと植えた苗。私はゆっくりと歩みだし、白を切り裂くその木の前に行きました。細い線と皮、茶色と滲み出る樹液が目につくその木は妙におどろおどろしく、私は一瞬だけ手を触れるのに躊躇しました。しかしその躊躇にさらなる打撃を与えるためでしょうか、木が言葉を発したのです。
「僕は、君の慰めだよ」
 私は驚き、身をよじって後ずさりしました。慰めだよ。私が慰められねばならないことがあったのでしょうか。いや、あった。私は現実での生活に疲弊し嫌なことばかりの毎日に頭を抱えていたではないですか。だからといってこの木が成長し、自分を慰めと主張し、夢に出てきた理由までは行きつきません。しかし夢の中の都合、きっとそういった運びへと流していく強制力が働いているのでしょう、この木は喋るものだ、この木はこれであるべき姿なのだ、といった観念的なものが私の中に雪崩れ込んできたのです。そういった思念は少しずつ私の頭と体を侵食し、不可思議だ摩訶不思議だ、といった違和感と好奇心を少しずつ鎮静化させていきます。落ち着く落ち着く。もう一度木へと近づいて、手のひらをゆっくりと肩の高さへ上昇させると、そっと木の表面に触れては撫でてみます。柔らかく、同時になだらかで心地の良い表面でした。
 慰め? 私は返します。
「嫌なことがあると、心の中で苗を植えるといい。そうやって、木を増やしていけば、それはきっと数となり、森となり、君を慰めるだろう」
 私は木の少し離れたところに、昨日見た穴を見つけました。自分のもう片方の手には、この白い空間で目を覚ました時にすでに握っていた苗があります。私は木の言われるままに穴へ近づき、昨日と同じ要領で苗を植えました。白い砂で苗を植え、双葉だけが白の中で顔を突き出している状態にする。これでいいの、と振り返ろうとすると。
 私はその瞬間、ベッドで体を起こしていました。
 

 次の日も次の日も、私には嫌なことがあり、その度に白い空間で苗を植え続けました。それはある程度の数に達するとまるで街路樹のように道を形成し、ある程度に達したところで植物園となり。そこに作業的な強制力はありませんでした。苗を植える。そして次の日には成長した木々たちが私に話を吹っかけてくるのです。僕は慰め。そうやって始まった木々との交流は少しずつ数を増やし、そこにはたくさんの友人が生まれました。一人一人が人格を持ち、個性を持ち、そうして森は形成されていったのです。先日までこの空間を支配していた悠久の白は茶色い線で埋まりはじめ、木の生命力を感じるような表面が視界を覆うようになることで影を潜めていきます。森だ。私は思いました。酷く空虚であった空間は、私の嫌悪感と倦怠から生まれる苗を植えることで具体的な形と色を得、きっと現実よりも私にとって何とも楽しいものへと変化したのでしょう。この夢を最初に見た時のようなぼんやりした感覚と感情は何処かへと流れ、楽しいと感じる私がいました。ああ楽しい。ここには私を拒絶するものはいない。皆々、木々が私の友人として私を受け入れてくれるのです。夢の中でも感じる幸福感はまるでふんわりと柔らかなものに包まれているようで、私はひたすらに歩き続け、新たな穴を見つけては苗を植えることに没頭したのです。


 次の日、私が手に持っていたのは斧でした。気付いた時に手に持っていたその重みに驚愕し、それを投げ飛ばそうとも思いました。しかし私の手のひらは自分の意思に反してまったく強固であり、投げ出したくないと体だけが指令を飛ばしているようでした。頭は捨てろと思っているのに、手のひらが言うことを聞かないのです。斧、斧――。銀色が煌めきが雷撃のように私の視界を射抜くと、そこから連想される情景が私の中でじわじわと苛みました。斧――。ゆっくりと横を向き、私が形成し、私の居場所であるかのように思われた森を見据えます。私は怯えていました。夢であるのに、そこにあったのは恐怖。これは何かの間違いではないだろうかと、何度も頭を自分で回転させようとはしました。どうして斧なのでしょうか。今まではずっと、私の手の中には小さく寒がっているように震える双葉が待っていたというのに。斧。斧だなんて。嫌だ、そんなのは。斧でどうしろというんだ。斧と森。その対比に私は喉から声を出して叫びました。
「何を騒いでいるんだい」
 一番近くの――恐らく私が最初に形成した木が問うてきました。私はがちがちとぶつかりあう歯をこれでもかというほどに意志の力で押さえつけ、斧を持った手をもう片方の手で掴みながらそれに近づきます。斧を持っているの。私、斧を持っているのよ。これがどういうことになるのか、想像がつくでしょう。押しつけがましく私は言いました。
「さあ切れ。伐り倒せ」
 どうして。
 私は細々と、自分でも聞き取れないほどの声で問いました。木の表面はいつもよりも鮮やかで映えているというのに、私の目に映るそれは鮮やかすぎて私を責めているかのようでした。斧を手に持っている動揺と重みがそう見させている。そう考えればどれほど楽か。しかしこの夢の中で現れ訪れる事象は全て、『それこそ完全な形』『それこそがあるべき居場所』であるために起こりうるものと知っていました。ああ、であれば私が手に持っている斧は、何らかの因果のために、何かを成すべきことが――この斧を手に持ったために起こさなければならない何かのために、この手に収まっているのだと。木は私の問いに、静かに、恐ろしいほど静かに返してきます。それは一種の諭しであり、言い訳であり、慰めでした。
「慰めはたった一つじゃ寂しいだろう。数が増えれば心地がいい。そうして得て行った慰めは、結局飽和すればうっとおしいだけなんだよ」
 自分を慰めと名乗ったこの木は、彼の言う最初の『たった一つ』だったのではないでしょうか。私は言いました。慰めは寂しかったの。あなたはきっと寂しかったの。私が求めていたものは、たった一つではなかったのかもしれません。そうして得て行った物が心地よさを通り過ぎるのかもしれないと私は一瞬でも考えたのでしょうか。考えた。考えたのです。慰めは、心地が良い。友人は心地よい。私を受け入れるだけの森は心地がよい。だけどそれを失って目覚め、ベッドで起き上がった私に待っているのは、落差によって出来上がる絶望だったのです。それはまさしく不安であり、最低であり、最悪であり、地獄でした。
「だけど僕は、淋しいと思ったことなんかなかった」
 木は言いました。森は出来上がった。私が形成したものは、心地よさを通り過ぎた。これで終わりだったのかもしれません。私はいつまでも、好都合の世界に埋もれているわけにはいかないのだと目頭が熱くなります。この心地よさに甘えすぎ、たった一つの慰めに満足できずに、増やしすぎたために、目覚めの朝があれほどの絶望に成り代わった。であればきっと、この森は不必要なのです。
 私は斧を振りかぶりました。
 ありがとう。
 だけど、また。
 言い終えるまでに叫び、私は最初の『たった一つ』を伐り倒しました。
 そして、そうして森たちを。
 私は、私の慰めを、切り落として回ったのです。


 そうして目覚めた朝に、恐怖はありませんでした。
 恐怖がなかったために、私は泣きました。
 私はまた、こうしていつまでもいつまでも。
 あの慰めの森を殺したために得た安心を、抱きしめて行かなければならないのでしょう。
 それはまた地獄であり、幸福なのかもしれません。
 
メンテ
俺は孤独なんかじゃない、 ( No.5 )
   
日時: 2012/10/21 01:39
名前: みそ田楽 ID:Msnc2kYs

 はあ。
 何にもないんだ。
 母さんは俺を捨てた。父さんも俺を捨てた。
 家のローンも子供一人の力では払うことができず追い出された。
「だけど僕は、淋しいと思ったことなんかはなかった」
 だって、お父さんが俺を捨てる前に残してくれた、車のおもちゃ――。

 絶賛発売中!
 そう丸いフォントで映し出されたテレビの画面には、確かにニカーと笑う少年の姿が映し出されていた。
 ニcarだけに。クスッ。
メンテ
太陽と月 ( No.6 )
   
日時: 2012/10/21 01:52
名前: ぐみ ID:aDHyhBsM

「ねえ、知ってる?」
「ん? どうした」
「流れ星にお願いすると、願いが叶うんだって」
 星が燦々と輝く夏の夜、双子の姉弟はベランダに寝転がり、夜空を眺めていた。昼間とは打って変わり、冷たい風が二人を包む。昨日まで雨が降り続いていたとは思えないほど、空は澄んで、星は光り輝いていた。
「流れ星にお願いしたら、父さんと母さん帰ってくるかな」
 そう言って。目を伏せる。
「分からない。だが、戻ってくることを信じていたら戻ってくる。それを言っていたのはお前だぞ、ルース」
 ルース、と呼ばれた弟が姉の方を見る。姉の群青色の瞳には、二人が見ている星が映っていた。その瞳を見つめていると、まるで姉の瞳があの夜空のようだと錯覚してしまう。ふと、体を起こす。夜風に冷えた石造りの床から背中を離すのはためらったけれど、ルースは夜空を指差して言った。
「ねえ、ルナ」
「ん?」
「僕たちの名前の由来、母さんが自分の専属の侍女に言っていたんだ」
「由来?」
「太陽と月のように、お互いを支え合えるような人になってほしい。もしも国の王になったら、民を思いやり、太陽のように平等に人を支え、月のように優しく見守れるような主になってほしいって、言ってたんだって」
 ――ルナティア様とルース様のお名前は、月の女神ルナティアと太陽王ルースからとったお名前なんですよ。
「だからね、僕」
 ルナティアの冷めた手を握り、にこりと笑った。
「僕たちが生まれてすぐ、父さんと母さんがいなくなった。だけど僕は、淋しいとおもったことなんかなかったんだ。だって……」
 だってずっとそばにルナがいてくれたんだもん。そう付け足して夜空を見た。
 生まれてすぐにいなくなった両親。まだ生まれたばかりの頃、当時赤子をさらって金にしていた賊にさらわれ、両親はその双子を探しに国を出た。幸い双子は探しに来た臣下によって助けられたが、それ以来両親の行方は途絶えてしまった。
「太陽と月のように、支え合えるといいな」
 ルナティアがルースの顔を見て、それから夜空に視点を変えて呟いた。お互いの手は握られたまま、星々の中心に輝く月を見つめて。自分たちを呼び戻しに来た侍女が、毛布を抱えてかけよってきたことに気づくのは、それほど時間はかからなかった。
「ルナティア王女、ルース王子。早くお戻りになられてください。お体が冷めてしまいますわ」
「すまない。今戻る」
 さあ行こうと、ルースの手を引いて立ち上がる。月はそんな二人を、静かに見つめていた。



 結局何書きたかったんだろ
メンテ
Re: 第八回イベント板一時間小説祭 ( No.7 )
   
日時: 2012/10/21 02:01
名前: ナイトメア高崎 ID:4.mj66uw

ぽちっとな。

>>01 ホモは知る。永遠に誓ったぶっかけをさん:『クイーンズあんりミテッド』
細かいところになるんですが、最初の、名前が読めないところの演出がすごくいいなあと思いました。
私の感情がストレートに伝わってきて、でもそれが諦めになって……同情を禁じえない話だったと思います。読者の感情を操るのが上手いなあ。

>>02 ナイトメア高崎:『ネバーランド・ドリーム』
ちょっとよろしくない話だったかもしれません。独りで待ち続ける子どもの孤独を書きたかった。

>>03 春夏秋さん:『さよなら転校少年』
これは切ない。こう、主人公が自分の感情を自覚していなくて、車の窓に映って初めて気づくのがにくい演出です。
引越ししちゃうから、彼女との進展なんかは望めないんだろうな、ってのがまた切ない。そして次やその次も別れが待ってるというが分かってしまうのも……辛いなあ。少年を応援したくなるお話です。

>>04 アリスさん:『慰めの森』
冷静に淡々と語る語りがまた、なんだろう、物語の静かで少し淋しいような雰囲気をより高めていたと思います。
斧――。の表現がすごく頭に残りました。繰り返しもそうなんですが、ダッシュがすごく効果的だと感じました。最後に寂寞とした感じが残るもいいですね。一時間でこの分量……恐るべし。

>>05 みそ田楽さん:『俺は孤独なんかじゃない、』
まさかのオチにびっくりしました。やられたなあ、というような感じです。
しかもただCMオチにするのではなくて、ダジャレつきという気の利きっぷり。ちょっと笑ってしまいました。

>>06 ぐみさん:『太陽と月』
綺麗だなあ。ぐみさんの作品にはいつも綺麗な雰囲気が漂っていますね。独特の美しさがありませう。
なんだか微笑ましい姉弟で、思わずほっこりしてしまいました。これからも二人が仲良く太陽と月であってくれればなあ、と思います。
メンテ
Re: 第八回イベント板一時間小説祭 ( No.8 )
   
日時: 2012/10/21 02:21
名前: アリス ID:qfXsQfr6

>>01 ホモは知る。永遠に誓ったぶっかけをさん:『クイーンズあんりミテッド』

 直接的には書かれていませんが、描写から読み取れる語り手の末路に震えます。
 お題の台詞も物悲しくなってきますね……。疑問が続くのも胸が痛くなってきます。
 不気味さと切なさ。いい調和で、とても面白かったです。名前もグレードアップしてますねww

>>02 ナイトメア高崎:『ネバーランド・ドリーム』

 物語の中に散りばめられたロマンチックな要素とシンプルな構成が安心できます。
 なんかこう、寂しい主人公にはいい思いをしてほしい……なのに、届かなかったかあ。溜め息です。
 途中の台詞と描写が交互に現れる部分が特に最高でした。とても面白かったです。

>>03 春夏秋さん:『さよなら転校少年』

 切ねえ……こういう切ないお話は本当に胸に来ます。特にこの終わり方は反則。泣くしかない。
 ああ主人公冷めてるのかあ女の子可哀想、と思ったところにこれですよ。ダメージが大きいです。
 二人は仲良しだったんだろうなって予想がつく描写だからこそ切ない。とてもよかったです。

>>04 アリス:『慰めの森』

 こういうアイデアばかり書いている気がして、自分としても食傷気味です。

>>05 みそ田楽さん:『俺は孤独なんかじゃない、』

 かなり短いのに楽しませようという気概が感じられてよかったです。
 書いてあるクスッっていうのは、きっと読者そのものだと思えそうなお話でした。面白かったです。

>>06 ぐみさん:『太陽と月』

 会話だったり細かいところで二人の絆のようなものが感じられていいなあと思いました。
 特に太陽と月っていうのを補い合う二人に当てはめて、お題を消化するのはすごいなって。
 空の描写が多いのも好印象で、いいお話でした。面白かったです。

メンテ

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