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[80] 星のふるさと
   
日時: 2012/08/28 16:16
名前: 染狐◆TZeKIucSoc ID:a7OLbzm6

はじめまして、染狐という者です。
他板で小説を書いているので、手が空いたときにぼちぼち書いていきます。
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Re: 星のふるさと ( No.1 )
   
日時: 2012/08/28 16:37
名前: 染狐◆TZeKIucSoc ID:a7OLbzm6

#01


 昔々のお話です。広い広い宇宙の隅っこに、他の星よりもとびきり小さな星がありました。その星は、ついこの前生まれたものでしたから、まだ誰も住むことが出来ませんでした。草は生えず、川は流れず。とても無味乾燥な所でした。
 その星は、他の星から見ればまだ赤ちゃんでした。これから長い時を経て、銀河に揺られながら成長していくのだろう、と皆が固唾を飲んで見守っていました。
赤ちゃん星はすくすく育ち、十億年ほど経つと鮮やかな自然と豊かな海が誕生しました。やがて星には生き物が住むようになり、皆はそれを心から祝福しました。もうその星はすっかり立派な惑星になっていたのです。

 それから一億年が経ったある日のことです。
星の周りをくるくる回るロケットが現れました。自然のものとは思えないような白色をしたそれは、不気味に宇宙を飛び続けました。
どの星があんなものを送りつけやがったんだ、と近くの星達は騒ぎ立てましたが、この銀河系にロケットを造り出せるような高度な知能を持った生命体はまだいませんでした。
オゾン層を突っ切って星の中まで入ってくれば火山の噴火なんかで吹っ飛ばせるのですが、そのロケットは只々周りを飛ぶだけでしたから、どうする事も出来ませんでした。



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