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[77] さっきの夢を、頂戴な。
   
日時: 2011/11/03 14:46
名前: オウコ ID:dA754/OY

アンタの夢を、頂戴な。


さっき見てた、白いユメ。









オウコです。
適当にマイペースに書きたいもん書いてます。
腐敗キャラ。



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>>001




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吉良ッ☆
うごメモシアターでチャンネルが表示されない件。
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さっきの夢を、頂戴な。 ( No.1 )
   
日時: 2011/11/03 14:45
名前: オウコ ID:dA754/OY

私の言う余暇は、仕事が終わってからのことを指します。夢喰い目バク人種、それが私たち一族の正式名称でありました。もっとも、この二十一世紀では、誰ひとりとしてその存在を覚えてはいないようですが……。
私は、『女子高生』をしておりますが、夢喰い目バク人種でいえば私は『オス』なのです。では、どうして私は『女子高生』となりすまし、生活しているのでしょう?
それは、私の研究によりますと、オンナノコの方が、ドロドロとした思惑、キラキラしたときめきを持ち合わせているからなのです。私たち夢喰い目バク人種は、物質はもちろん、人の執念、想い、恨みつらみエトセトラ、なんでも食します。さて、今日は何を食しましょう……。





朝、私がおとなしく席で読書などしておりますと、お友達が話しかけてくることがあります。私は、無口でおとなしくある代わりに、従順で、人に嫌われることのない少女を演じているので、それなりに人脈が広いともいえるでしょう。今朝話しかけてきたのは、早川メイという、幼女のような外見のコです。
彼女は、幼い顔立ちといい、笑うと垂れる目といい、非常にかわいらしい雰囲気を持つ子なのですが、反面、考えることは人一倍に腹黒い。そんなオンナノコです。よくごちそうになっております。
「津雲さん、聞いて聞いて!」
私は、人間でいる時は『津雲小春』と名乗っているのですが……そんなことはどうでもいい話、今は彼女のこのテンションが気になります。
今夜はフルコースでしょうか。





恋人が浮気していた。なんでもなかったような顔で、メイちゃんは言いました。ですが、夢喰い目バク人種である私には、とてもいい匂いがしてたまりません。お腹の減ってくるような、おいしいおいしい執念、怒り、恨み。さあ、食べるしかないでしょう。
時刻は夜十二時。夢を見始めるのはこのころ。つまり、精神的に無防備になるのです。私はベッドに入りまして、食事の前のあいさつをし、眠りに就きました。
「おやすみなさい」





『ユウキ! 誰よその女!』
『メイ、悪いってば。リカも怒るなよ』
いい匂い。思わず舌舐めずりしてしまうくらいです。他人の不幸は蜜の味とはこのことでしょう。それにしても人間は醜い。吐き気がしそうです。そのまま食べてもおいしくはありませんので、少し修羅場を覗き、味を深めさせていただきます。
『ひどいわ! 私だけだって、言ってたのに!』
『あなたもいい加減、あきらめなさいよ! 二股かけてたユウキだって悪いけど、あなたみたいなしつこい女がいたら、そりゃあ嫌だわ!』
早く食べたくてたまりません。だから、私は力を使う。調理を始めましょう。私は、指を鳴らしました。すると、場面は変わりまして、メイちゃんだけが取り残され―――真っ暗な世界に包まれます。
『愛してる? 私のこと愛してるの?』
『やっぱお前だけだ、リカ。今の彼女は……ガキみてえで、つまらない』
メイちゃんの顔が真っ青になる。いい仕上がりです。
『何、これ……ユウキ、ねえ、どうしてそんな女とキスなんてしてんのよ! 私とだけしかキスしたことないって、言ってたじゃない!』
だんだんスパイスが効いてきたようですので……ちょっと早いディナーを始めましょうか。私は意識を戻して、テーブルに、ナイフとフォークをもってつきました。おっと。食前酒は飲めません。なんせ、まだ千年生きておりませんから。五百五十五歳の私は、冷蔵庫から牛乳を取り出して、グラスに注いで飲むので十分。
スパイスの効いたおいしいフルコース、頂きます。





「ねえ、メイ、朝めっちゃ吐いて休みだってさ。コハちゃん、なんか知らない?」
「いいえ。私は昨日、とっても美味しいものを食べただけですから」

メンテ
さっきの夢を、頂戴な。 ( No.2 )
   
日時: 2011/11/06 16:09
名前: オウコ ID:Adc6mwQI

私がある日、買い物などしておりますと、偶然、クラスメイトに出会いました。彼は、二股をかけていると噂の、ユウキ君です。彼の夢、または、彼の二股をかけているという彼女を知っています。一人は早川メイちゃん。もう一人の方の夢も食したいとは思っておりますが、なんせその子を知りませんので、無理です。ちなみにユウキ君は、部活をしていて疲れているせいか、まったく夢を見ません。残念です。さほど困っていないのでしょうが……。名前は、おそらく『リカ』さんで合っているのでしょう。
「よ、津雲さん。メイ、何か聞いてない?」
「いいえ。聞いてませんよ」



いちほ
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