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[319] It was like a dream!
   
日時: 2009/05/02 17:25
名前: 清予

もう一度抱き寄せて
(そしてキスして!)



あなたの傍にいさせて
(そして永遠に離れないで!)



ここにいると囁いて
(そして微笑みかけて!)






傷に怯える悪夢を見て
これが夢ならいいのに!
でも違う違う違うの
あの優しい日々こそが夢で傷に怯えるのが真実なのよ
そうだとしたらあたしは誰に抱き寄せてもらえばいいの(キスされればいいの!)


あたしの夢はもっともっと違うものなの
それでもあなたの夢ととても似ているわ
あたしの夢とあなたの夢はよく似ているわ
なのに全然違うものなの よくできたフェイク



あなたの夢にはあたしがいるわ
なのにあたしの夢には誰もいないのよ
いるのは顔のないあなただけなの!



あたしの望む終焉はこんなのじゃないの
あなたの傍にいられない現実なら生き続ける価値なんてないのよ
その時はせめてあなたの傍で死なせてよ
可哀想なあたしに最期の愛を頂戴!



あなたの愛じゃなきゃダメなの
あなたの愛じゃなきゃいらない
あなたの愛じゃなきゃイミない
あなたの愛じゃなきゃいやなの




最期の瞬間だって




あなたの刃じゃなきゃ死ねない
あなたの刃じゃなきゃ死なない
あなたの刃じゃなきゃ逝けない
あなたの刃じゃなきゃ逝かない




Please kiss me!

Or

Please kill me!
[1241252703-1Akss7A8M]
メンテ

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いつかのわたしに捧ぐ ( No.77 )
   
日時: 2015/04/17 19:54
名前: 清予 ID:ZYdurm5o

きっとあの瞬間 幸せだったのではないだろうか
そんなことを思いながら願いながら 日々を歩いています
振り向く先にあるのはきっと 今は必要のないものだから


「愛して」と叫んだ右手でグッドバイ
「好きだよ」なんて甘えたけれど ほんとは誰より好かれたかった
そんな思い出を抱えながらは歩けない 重みで潰れてしまうから


雪の残った石畳 ローファーで踏みしめた冬の朝
桜のはなびら肩に乗せ 駆けだしたアスファルト
夏の夜は暑かったですね 一緒に食べたアイスクリーム
イチョウは今でも好きです 黄金色が空を覆うようで
春夏秋冬あなたと過ごした その日々を後悔したりしない

あなたのことが好きです 好き 好きでした
過去になった季節はまた巡るけれど そこにあなたはいないけれど
日々を後悔しないから 出会いを後悔しないから 別れだって悲しんだりしない
ただあなたと過ごした日々 それだけ抱えて生きて逝こう



「さようなら」と叫んだ右手で涙を拭って
メンテ
「王子様じゃなくて、ごめんね」 ( No.79 )
   
日時: 2015/05/04 04:51
名前: 清予 ID:jljo4vAk


窒息死した恋人はガラスの棺に
手を繋いだのは昔のおはなし セピア色したアルバムの中
あのね聞いて 王子様は一瞥もしてくれなかったよ

それでも君を悼むんだってさ 薄い唇が薄っぺらく語ってた
ウィンナコーヒー飲みながら 遠い目をしていたけれど
君のお気に入りだったティアラ 王子様は受け取ってくれなかったよ


君が華々しくなかったからじゃない 君が美しくなかったからじゃない
煌めくティアラの似合う君は とってもとっても美しかった
ただ王子様はリンゴを齧る君よりも 髪の綺麗なあの子が好きだったんだ


永遠を手に入れた君をガラスに仕舞った
君はもうベッドを整えられない ふかふか毛布とピンとしたシーツ
だけど聞いて 王子様はそれを知らなかったよ

きっと幸せだったでしょうねってさ 訳知り顔で溜め息吐いてた
ウェッジウッドが似合ってる王子様 何をしてても小粋なお顔
確かに君は幸せだった 恋が叶わないこと以外は満たされていた


君の髪がブロンドだったら 君がロングヘアだったのなら
王子様は振り向いたかもしれないけれど ぼくは君を好きになったかな
ただ僕に愛された君と 彼に愛された君はどちらが幸せだったのだろう



ぼくは王子様じゃなかったから 君はお姫様になれなかった
君のティアラ 涙のティアラ 君と一緒にガラスの中に
メンテ
ドントセイ ドントセイ  ( No.80 )
   
日時: 2015/08/29 03:23
名前: 清予 ID:pd1QCoNw

「また明日ね」と君が言う
もう思い出せないけれど キャンパスノート カラフルなペンが踊っていたはず
あれから季節は何度も巡り きっと君はもう蛍光ペンを手放した

吹奏楽部が楽器を鳴らして 野球部員は坂ダッシュ
僕は理科室の隅っこで フラスコ眺めて遊んでた
声張りあげるサッカー部は まだ校舎の周りを走ってる
夕方のチャイムは何を知らせていたのだっけな


くたくたになった指定鞄は 色褪せた分だけ愛着が湧くものだって
そんなこと言ってた先輩は どこで靴をすり減らしているんだろう


「ここが一番眩しい教室なんですよね」
困ったように笑ってた 後輩は いまはもういない
帰宅ラッシュの坂道で 後姿を 見失ってしまった

名ばかりボランティア部はすぐに帰って 剣道部は胴着の重さを愚痴って
僕はコンピュータルームの端の席で パワーポイントいじって遊んでた
階段を駆け上るバスケ部は ボールを触りたいと嘆いてる
最終下校時刻のチャイムはまだかと時計を見上げて


いまが一番楽しい時期だって 歯を見せて笑った先輩は
モラトリアムが終わらないと ジャージを着回していた


グッドバイ グッドバイ 青い春
きっと僕はいまでもそれを探しているんだ
可愛らしいキャンパスノート ざわざわしているあの放課後
いまなら弱々しい後姿を守れるよ だから だから


ドントセイ ドントセイ グッドバイ
メンテ
眠れない羊 ( No.81 )
   
日時: 2016/09/08 02:51
名前: 清予 ID:OhNBLEFg


かわいそうにしがみついて 疲れてしまったのねマトリョシカ
穏やかな手に泣きついて あたしベッドに飛び込んだ



残念でした大ハズレ あたしの人生の挿入歌
隣の女の子が大アタリ はにかむその子に手を振った
ふらり立ち上がって あたしはどこかに行った気がしたけれど
もしかしてあの女の子から逃げたかったのかもしれないね

ふらり戻ってみれば荒野
あたしがいた頃はお花畑だったけれど 枯らしてしまったのはきっとあたしね
わあわあ泣いた振りをして 穏やかな手にしがみついて
ベッドの中で自己嫌悪 ストーブの上で薬缶が笑った

ブーケトスはしないって あの女の子は泣いていた
「だって誰も受け取ってはくれないもの」
だけどあたし その子の祝福の欠片なら拾ったかもしれないけれど
それって仮定だから言えることなのかしら 教えてゼウス あたしは未来を信じてないの

あたしが泣いて世界が溶けてくれるなら
ずっとずっとわあわあわあわあ泣くけれど
世界は溶けてくれないし あの子は笑ってくれないし あたしは今日も眠れない
ミネラルウォーターで鏡合わせ 映ったあたしは泣いていた 不思議ねあたし涙なんて流れてないわ



かわいそうに泣き疲れて カンパネラが聞こえないわ
穏やかな過去にしがみついて あたし枕にキスをした
メンテ
結婚葬送 ( No.82 )
   
日時: 2016/10/20 14:31
名前: 清予 ID:8L6LDLAg


キャラメルマキアートと眠るあのこは棺の中に
白いドレスが似合ってる かみさまに愛されたあのこはお空に昇ってゆくのかしらね
まるでお嫁入り 明日に雨が降ったなら あのこの涙ということにしよう


放課後テラスで恋愛トーク
「恋人なんてできやしないわ」はにかんだあのこ
隣のクラスの優等生が あのこのことを好きだったって
教えてあげたらなにか変わったのかしらね

あのことは今日でお別れ さようなら
二度と出会えないさようなら 帰り道で手を振って最後
かみさまが迎えにきてしまったの 一瞬だったってドクターが肩を落としていたわ
あのこが苦しまなかったならそれでいいのかしらね

あのこの白い手 あのこの赤い頬 黒い髪を覚えているわ
けれどきっといつの日か 忘れてしまう日がくるのでしょうね
かみさまの独占欲に負けてしまって
わたしはかみさまにはなれなかった


さよならわたしの美しいひと
きっとかみさまに幸せにしてもらってね
白い花束をお墓に添えて わたしとあのこのお別れが終わる
メンテ

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