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[2210] 追うもの、追われるもの 【乱戦編「橋梁」 残り三十八人】
   
日時: 2012/10/25 19:46
名前: ロロロ ID:HRK/Yenk

   >作者の言葉<
 はじめまして。ロロロと申します。
 むかーしむかしここで書いていましたが、途中で投げ出してしまった三日坊主者です(苦笑)。ですが、今回は絶対絶対絶対に完成させます!!
 よろしくお願いします。

 かなりの期間放置していて本当に申し訳ありませんでした。
 やっと更新できます。コメントとか大歓迎です。もしきたら発狂して喜びます(笑)。

 ※ちょこちょこ過去のレスを手直しています。

   >注意事項<
 この小説には非常にグロテスクな表現があります。
 もし読んで気分を害されてたりしても作者は一切の責任を負いません。


   >目次<
   プロローグ
    「雨中」 0.>>1

>>2-29 開戦編 Now 44 Students Remaining
>>2-8「遊戯」 1.>>2 2.>>3 3.>>4 4.>>5 5.>>6 6.>>7 7.>>8
>>9-14「狂犬」 8.>>9 9.>>10 10.>>11 11.>>12 12.>>13 13.>>14
>>15-18「困惑」 14.>>15 15.>>16 16.>>17 17.>>18
>>19-22「死因」 18.>>19 19.>>20 20.>>21 21.>>22
>>25-29「希望」 22.>>25 23.>>26 24.>>27 25.>>28 26.>>29
>>30-31 開戦編までのネタバレ名簿

   乱戦編 Now 38 Students Remaining
>>32- 「橋梁」 27.>>32 28.>>39


   >ルール<
・48時間、生徒たちは実験生物から逃げる。舞台となる集落からは出ることは出来ないが、そこにあるものは基本的になんでも使用して良い。
・開始から12、24、36時間経過するたびに、実験生物の種類が増え、逆に生存可能人数が減っていく。12時経過時に30人まで、24時経過時に20人まで、36時経過時に10人まで、最終的には3人までとなる。なお最後まで生き残った3人には莫大な賞金が与えられる。
・もし時間までに生存可能人数以上が生き残っていた場合はランダムに腕輪の毒針を作動させてその人数まで減らす。これを回避するための殺人、強盗などの罪は問われない。
・武器や食料などは最初に支給された物の他に、各場所から拾うことができる。
・6時間経過ごとに腕輪から放送がなる。そこでは時間内の死者と禁止エリアとミッション(毎回ではない)が出される。禁止エリアに入った人間は、腕輪が作動して死んでしまう。ちなみに腕輪で確認が可能。ミッションをクリアすれば、報酬もしくはペナルティを回避する権利が与えられる。




 私立奈岐高等学校1年3組クラス名簿


    男子                女子
1番 飽津旬(アクツ・シュン)     安部美琴(アベ・ミコト)
2番 石黒栄治(イシグロ・エイジ)  臼木朱音(ウスキ・アカネ)
3番 五十鈴明登(イスズ・アキト)  遠藤光(エンドウ・ヒカリ)
4番 大江亮祐(オオエ・リョウスケ) 金田恵美(カネダ・エミ)
5番 木本悠太(キモト・ユウタ)   鬼頭優(キトウ・ユウ)
6番 倉田純(クラタ・ジュン)     煙山春香(ケムリヤマ・ハルカ)
7番 小坂省志(コサカ・ショウジ)  笹原真琴(ササハラ・マコト)
8番 佐竹祐聖(サタケ・ユウセイ)  勢多朝香(セタ・アサカ)
9番 新場富雄(シンバ・トミオ)   高木佐和子(タカギ・サワコ)
10番 左右田辰巳(ソウダ・タツミ)  谷口実世(タニグチ・ミヨ)
11番 高梨一騎(タカナシ・カズキ)  坪倉綾乃(ツボクラ・アヤノ)
12番 千葉雪路(チバ・ユキジ)    長嶋早苗(ナガシマ・サナエ)
13番 鳥居高広(トリイ・タカヒロ)   野田瑞樹(ノダ・ミズキ)
14番 浪川学(ナミカワ・マナブ)   橋本理子(ハシモト・リコ)
15番 西田隼人(ニシダ・ハヤト)   柊麻耶(ヒイラギ・マヤ)
16番 樋口純一(ヒグチ・ジュンイチ) 松林瞳(マツバヤシ・ヒトミ)
17番 星河誠道(ホシカワ・マサミチ) 水間雅(ミズバ・ミヤビ)
18番 真柴知彦(マシバ・トモヒコ)  宮迫杏(ミヤサコ・アン)
19番 椋代翔璃(ムクダイ・ショウリ) 森谷麗華(モリヤ・レイカ)
20番 目黒荘悟(メグロ・ソウゴ)   柳歩美(ヤナギ・アユミ)
21番 湯浅新太郎(ユアサ・シンタロウ)結城沙織(ユウキ・サオリ)
22番 淀川寛司(ヨドガワ・カンジ)  渡坂一葉(ワタリザカ・イチハ)


以上四十四名、ゲームに参加します。


メンテ

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Re: 追うもの、追われるもの 【乱戦編「橋梁」 残り三十八人】 ( No.35 )
   
日時: 2011/04/27 21:55
名前: 名無しさん ID:fsrBQKGs

あの〜この小説ってあの話に似てませんか?

バトル・ロワイヤルって言う映画にもなったやつに似てませんか??
検索すればわかりますが・・・。


メンテ
Re: 追うもの、追われるもの 【乱戦編「橋梁」 残り三十八人】 ( No.36 )
   
日時: 2011/04/27 23:47
名前: ロロロ ID:oNDPsZsE

  名無しさん様

コメありがとうございます
似てますね〜。
でもあんまり細かいことは気にしないで読んで頂けたら幸いです。
メンテ
Re: 追うもの、追われるもの 【乱戦編「橋梁」 残り三十八人】 ( No.37 )
   
日時: 2011/05/28 17:10
名前: 桜◆mWpP31wEgo ID:JGMUlYUs


待っておりましたよぉぉぉぉぉおお←

続き期待しておりますですっ(・`ω・)(何様だぁい
メンテ
Re: 追うもの、追われるもの 【乱戦編「橋梁」 残り三十八人】 ( No.38 )
   
日時: 2011/06/11 21:59
名前: ロロロ ID://TD85YQ

  桜様

コメントありがとうございます!
ブランクが想像以上に厳しくて更新できなくて申し訳ないです
続き、期待していただいてとても嬉しいです
メンテ
乱戦編 「橋梁」 ( No.39 )
   
日時: 2012/10/25 19:44
名前: ロロロ ID:HRK/Yenk

 28.

 見張り役の水場雅が声を荒げた。彼女の背後にはいくつかの火花と人型の影が、だんだんと距離を詰めてくるのが分かる。
 雅が銃で威嚇すると影はスッと木陰に身を潜めて、また銃を乱射する。

「相手はマシンガンよ。一葉」
「分かった!」

 目に目を、マシンガンにはマシンガンを。
 一葉はマシンガンの反作用に仰け反りつつも、影に応戦する。

「そ、そんな……一体、誰が……」

 驚愕の表情を浮かべたのは他でもない旬だ。襲ってきた相手を説得しようした体を、強引に引っ張る。
「離せ、淀川っ!」
「離すか、ボケェ! 死にたいんか!?」

 前線に居た雅と一葉がこちらへ全速で走ってきた。
 銃声が止んだことから、恐らく相手の弾が切れて補充しているのだろう。

「相手は誰じゃ?」
「暗くて分からない。けど多分男子よ」
「今のうちに距離をとっておきましょう」

 頑として動こうとしない旬の体を、ひょいと寛治は持ち上げた。
「やめろ、僕は、僕は……!」
「やかましい! お前のような奴を見殺しにしとおないんじゃ! もう走るほど体力もないんじゃろ? わしが負ぶってやる」

「それは、そうだけど……」
「作戦を成功させるんじゃろ、今死ぬわけにゃいかんだろう」

 先行する瑞穂と、真ん中に旬を背負う寛治、その後ろには威嚇射撃しながら後退する雅と一葉。そして相手はマシンガンを持つ男子生徒。
 森の中をジグザグに走る6人の集団は、H=2の古びた橋梁へと差し掛かっていた。

 寛治の視界の両端、背後に居た雅と一葉が見えた。

 彼女たち二人は無言で寛治との距離を広げていく。後ろからは、銃声が響き、いつ流れ弾が当たるかも分からない。
 そして気が付けば、先行するのは女三人、距離を置いて寛治と旬という形になっていた。
 
 寛治はおかしいとは思った。旬ですら、彼女たちはちょっとだけ薄情だな、と思っていた。だが旬は疲労による睡魔で意識が朦朧としており、寛治は走ること精一杯でそんなことを考える余裕は無かった。
 既に前の彼女たちは、橋を渡りきっていた。寛治たちも橋に足を踏み入れた時に、それは起こった。

 寛治の右足ふくらはぎに、激痛が走った。
 思わず声をあげ、橋の途中で倒れこんだ。

 旬はまどろみから覚醒を余儀なくされて、そして、見た。
 橋を渡り終えた向こう側で、こちらに銃口を向けている瑞穂、橋のロープを切断する雅、そして歪んだ笑みを浮かべる一葉の姿を。

「そんなっ……?」

 紐が切断される音、突然の浮遊感、近づく濁流の轟音。
 世界が静かに動く刹那、崖から覗き込む男子生徒の顔が微かに見えた。



「酷いことするんだね」
 自らの落とした橋の向こう岸から、芯の通った低い男子生徒の声が聞こえてきた。

 瑞穂はにやり、と口角をあげた。あまりに意外な無差別殺人犯の正体に動揺を隠しきれてい様子だった。
「まさかあなたが、私たちと同じ戦法を取るとはね」

 端麗な顔立ちのその男――椋代翔璃は滅相も無い、と首を振った。
「俺は君たちとは根本的に違うのさ」

 意図を計りかねた雅が疑問の声を上げる。
「それはどういう意味……?」
「ふふふ……」

「行きましょう」
 一葉はこれ以上この男と話すのは無駄、と背を向けた。

「いずれ、渡坂さんたちも殺すから」
「それはこちらのセリフよ、椋代くん」

 翔璃の低くも妖艶な声に、一葉は嫌悪感を露にして足早に立ち去った。
 ほかの二人もそれに習い闇へと消えていった。

 凄まじい轟音をたてる濁流は生命を拒絶している。
 この中に飲み込まれてしまったら生存するのは絶望的だろう。

 少しだけ落ちていった二人に同情し、椋代翔璃も闇に紛れた。


【残り三十八人】
メンテ

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