第二の噂 その三 ( No.13 )
日時: 2013/06/26 08:40
名前: すらむ〈SRM〉 ID:VDsQt8NE

I良の家に着くとすでに何人かがそろっていた。
皆B十のニュースを見て駆け付けたらしく、私たちはD保を慰めるので精いっぱいだった。
昼前にはもう全員がそろっていた。
B十が死んだということは手紙の内容を行ったということしか考えられなかった。
家の中で、ぬいぐるみがそばに落ちていた点からして多分、ひとりかくれんぼをしたんだと思う。

「まさか、B十が死ぬなんて…。」
「…俺のせいだ…俺が、終焉遊戯をやろうなんて言い出したから…。」
「そうだ、A夜、手前のせいだ!どう落とし前つけてくれんだよっ。」

V雫がA夜を殴り飛ばした。
W斗とI良が二人の間に入ってV雫を止めに入る。
仲間割れっていうのはこういうことなんだろうな…空しい。
殴られたA夜の唇が切れて血が結構出ていた。そんな彼をI良が手当するからと部屋の奥に消えて行った。
…ここで話すことじゃないけど、I良とA夜、双子の兄弟なんだって。
I良本人から聞いたんだけどね。でもA夜本人はそのことを知らない。養子に出されたんだってさ彼。
二人が出て行ったあと、この後どうするかみんなで考えていた。
しばらくして、二人がようやく戻ってきた。
やっぱり二人そろって並ぶとそっくりだ…身長を覗けば。
V雫はA夜の前に立って殴ったことを謝った。A夜は別に気にしてない、と言った。
みんな集まったところでこれからどうするかを相談していた。

「とにかく、みんなバラバラにいるともっと危ないからみんな一緒にいた方がいいと思う。」
「んじゃ俺ん家にいるか?俺も婆ちゃんも別にかまわないぞ。」
「親に許可取ってからね。」

とりあえず、I良の家でお泊りする形になった。
私も両親に言わないとなぁと言うことで皆とりあえず親に言いに行くためいったん解散した。
家に帰る途中、マスクをした女性に声をかけられた。
道に迷ったらしく、酷い声で道を聞いてきた。
私は丁寧に教えると、挨拶をして帰る。
家に着いて、お母さんにお泊りのことを話すとあっさりいいよと言ってくれた。
準備をしてあらためて家を後にする。家を出るとあの女性が居た。
変だなぁと思いつつ、女性に声をかけてみる。

「あの、どうしたんですか?」
「……。」
「あのー?」

返事がない。
仕方ないので、私は無視してI良に今行くと電話をした。
するとその女性が、私の肩を叩いた。
電話を保留にして女性になんですか?を聞くと女性はまた口を閉ざした。
さすがの私も切れそうになって何もないなら呼び止めないでください、と言って電話の続きをしながらI良の家に向かった。
―――ザワッ
何か嫌な気配が後ろからしてきた。
後ろにはあの女性。まさか、後ろを見たら死んでしまうような気がして。
でも、怖くて後ろを見てしまった。
後ろには、マスクをとった女性が真後ろにいた。
そしてその女性の顔は、顔は…か お、  は ・ ・・




「――…ワタシノカオハキレイ?」








『臨時速報をお伝えします。先ほど、○○市の住宅街で女子生徒の遺体が発見されました。』
『遺体は顔が分からないほどの損傷で、特定が不可能になっておりますが制服からおそらく不可解な男子殺人事件が発生した○○学園の生徒と思われ…――』