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[5111] Power of God and a demon 魔物&憑依契約募集!
   
日時: 2012/09/22 02:19
名前: 薬師イタチ◆9ZoRB.L/.k ID:.6MPadUI

二次創作では原作者の意思を尊重してください。

どうも、薬師イタチと申します!
初めまして&初めましてじゃない人はお久しぶり・・・・・・・・かな?
前にどっかの板で黒歴史の小説を書いていた者です(
俺の前の名前知ってる人はその名前でも呼んでいいですよ!
・・・・・・・・・・・・さて、注意事項を。


・注意事項・

壱,荒らし&一行レス、宣伝禁止。
弐,作者は今年で受験生になるので、更新ペースが遅いです。
参,戦闘シーン、流血&暴力シーン、グロシーンもあります。学園もあるんで虐めもあるかもです。戦闘シーンが多いですね。
四,神、魔物、悪魔などが出てきます。
五,誤字&アドバイスも頂けたら嬉しいです!


・・・・・・・・・とりあえず、このぐらいですかね。


スレを立てた日・・・・・・・・2012年2月7日


Power of God and a demon


プロローグ >>1 登場人物>>25


April>>123


May>>224


June

DAY7,偶然>>208
DAY7,2,リオは>>215
DAY7,3,泣く事>>216

DAY9,休日で>>217
DAY9,2,一真VS士桐>>220
DAY9,3,絶交>>221

DAY9〜10,誰だ?>>222
DAY10,2,お前がダイダリオン?>>223
DAY10,3〜11,魔物妻と姉>>225        DAY11サイド,DBエージェントの日常>>230
DAY11,2,不気味な転校生>>226
DAY11,3,狂暴・透>>229

DAY12,新たな契約者>>232
DAY12,2,契約者登場>>233
DAY12,3,契約者とは>>234

DAY13,ファンクラブ>>240
DAY13,2,神奈は誰と暮らしてる?(はい、俺です…… by,一真)>>241

DAY14,VSファンクラブ>>244
DAY14,2,続き>>247

DAY15,入院中>>248
DAY15,2,ホモォ……!>>252

DAY16,フェミニストなヤツ>>254
DAY16,2〜18,続き>>255
DAY18,夢?>>256

DAY19〜21,学校放火事件>>257
DAY21,2,椿と空>>258

DAY22,犯人>>259
DAY22,2,推理>>260
DAY22,3〜24,椿、空、戦闘開始>>261






【春】

ANOTHERDAY,僕と彼女>>88
ANOTHERDAY,小学校>>122
ANOTHERDAY,天才?>>201


オリキャラ募集用紙>>3

第二回オリキャラ募集用紙>>231


魔物&憑依契約募集>>127


お客様

亜琉斗様

神無月様

末期厨U病患者様

カーティス様

希者様

にゃんて猫様

あまね様

幻月様

グランツ様

クッキー様

三葉酸様

月音様 

蓮華様

修羅雪姫様

赤紙飛行機様


メンテ

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Re: Power of God and a demon 魔物&憑依契約募集! ( No.341 )
   
日時: 2014/08/10 02:36
名前: 薬師イタチ◆9ZoRB.L/.k ID:5.a.cZ3I

                    DAY16,7






「随分派手にやられてるね」

木藤とマオと美鈴の三人。路地で三人は少し休憩をとっていた。しかし休憩をしていたこの路地に一つの死体があり、三人は休憩するのを忘れてその死体を観察していた。マオは持っていたスナイパーライフルで死体を軽くつんつん、と突く。死体はひょろひょろの細い体で、男性。両腕両脚と首が変な方向に折れ曲がっており、木藤は何の躊躇いもなく死体を探ってみた。多くの骨が折れており、赤黒い血の痣が体中に出来ていた。

「早くこの街中の争いを何とかしないと、この人みたいにどんどん何の罪もない人が死んでいっちゃうよ……!」

美鈴は泣きそうな顔になりながら立ち上がる。「そうだね、急ごう」とマオも立ち上がった。二人は立ち上がろうとする木藤よりも先に駆け出す。木藤は無表情のまま若干呆れたように息を吐いて立ち上がった。と、何かを感じて木藤は駆け出す二人を追うように素早く走り出し、路地の出口を通ろうとした所で追いついて二人の腕を掴んで勢い良く引っ張る。引っ張られたマオと美鈴は後ろによろけた後尻餅をついた。すると路地の出口の近くに白色に光り輝く剣圧が飛んできて通り過ぎていく。このまま木藤が後ろに引っ張らないまま二人は路地を出ていたら、飛んできた剣圧に当たっていただろう。

「あ、危なかった……ありがとう翔ちゃん」

「…………」

美鈴は立ち上がりながらお礼を言う。あだ名で呼ばれて無表情のままだが「その呼び方はやめろ」とでも言いたそうにちらりを一瞬視線をお礼を言った彼女に向けた。

「……あの二人も派手にやらかしているらしい」

木藤は路地の出口からそっと様子を見る。顔を出そうとすると剣圧が飛んできた方向から一人の少年が大声を上げ長剣を振りかぶりながら走って通り過ぎていった。その先にいた刀と鞘を持つ少年も大声を上げながら走り出しており、距離が長剣を持つ少年と間近になってから刀を振り上げる。見ていた木藤は二人に声をかけ、反対方向へ歩き出した。二人は後を追う。














「くっ!!」

「ぐっ!!」

一真の刀と士桐の長剣がぶつかり、お互い力を込めて鍔迫り合いを始める。鍔迫り合いを続け、お互い同時に弾き押し合って後退った。後退った後すぐに同時に踏み込みながら前に出て、一真が先に刀を横に振る。士桐は長剣を縦に大きく振りかぶっていたが素早く刀身を下に、斜めに長剣を傾けて攻撃を防ぐ。防ぎ弾きながら長剣を勢い良く横に振った。一真は士桐の防ぎ方を少し真似するように刀を斜めに傾けて攻撃を防いだ。防ぎながら体を回転させて右脚で後ろ蹴りを放った。士桐は軽い鍔迫り合いをしながら体をぐいっと反らしてかわし、そのまま素早く左脚で前蹴りを放つ。これは命中し、食らった一真は軽くよろける。よろけた一真に追い打ちをかけようと踏み込みながら長剣を振りかぶった。よろけていた一真はすぐに体勢を立て直してから振り向いて踏み込み、士桐に体当たりをした。体当たりを食らった士桐はよろけながら後退って長剣を構える。

「ハアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

一真は大声を上げながら刀を素早く振りかぶった。士桐は軽く長剣を一回転させながら振りかぶり、自分の長剣を一真の刀目掛けて当てるように振り下ろす。一真は刀で受け止めるようにしながらまた素早く刀を振り、士桐もそれに反応して素早く長剣を振る。何度も刃と刃がぶつかり合い、時には攻撃を避け、それをしばらく続けていく。

「ハッ!!」

士桐は体ごと回転させながら長剣を横に振った。一真はジャンプして攻撃をかわし、落ちながら刀を振り下ろす。士桐は横に移動して回避し、着地した直後一真は刀を回避した彼に向かって突き出した。士桐は素早くバク転をして避けて体勢を整えると振り向きながら長剣を横に振った。一真も振り向きながら刀を横に振る。武器がぶつかり合いながら士桐は一歩前進し、長剣に光を溜めながら勢い振った。と、弾かれた一真は上空に高く吹っ飛ばされる。

「うわ、しまっ……!」

上空に高く吹っ飛ばされた一真は上空でヤバい、と思いながらここからどうするか必死で考えていると、フェンリルが地上に現れた。バウッと大きく吠えてから自分の姿をバイクに変える。落ちてくるのを受け止めるつもりか、と思っているとフェンリルバイクが変形した。フェンリルバイクのタイヤが真横に傾き、ボディは普段のフェンリルバイクよりも少し細めになった。空中で一真は首を傾げていると、変形したフェンリルバイクが飛んだ。

「バイクが飛んだァ!?」

一真は空中で驚いていると、飛行バイクと化したフェンリルはすぐに一真を助け乗せて建物の屋上へと降ろした。一真はゆっくりと降りてから飛行バイクのままのフェンリルを撫でながらお礼を言う。ほっとしていると、士桐が地面を強く蹴って高くジャンプし、今一真達がいる建物の屋上に着地した。フェンリルは飛行バイクモードからすぐに元の姿に戻り、士桐に向かって牙を見せながら唸り声を上げて威嚇する。一真も構え直した。士桐も長剣を構えようとすると、隣に一人の女性が現れる。長い黄金色の髪に、瞳は宝石のような青く綺麗な瞳をした美しい女性だった。女性は銀色に輝く鎧を装備し、自分の髪よりも輝く、神々しい黄金色の長剣を両手で持っていた。

「……ヴィーザル…………」

一真は士桐と契約をした女騎士の名前を呟く。ヴィーザルはフェンリルに視線を向けた。

「あの時はお互い全力を出していなかったな。……来い負け犬。もう一度地に伏せさせてやろう」

見下すような視線を向けながら黄金色の長剣をフェンリルに突き付ける。フェンリルは鋭い目つきでヴィーザルを睨み付け、さっきよりも大きく唸り声を上げた。
そしてその隣では一真と士桐が。

「……続きだ」

「……分かってるよ」

武器を握り締めて構えながら、一真と士桐は同時に走り出した。一真の後からフェンリル、士桐の後からヴィーザルも走り出し、戦闘を再開する。



メンテ
Re: Power of God and a demon 魔物&憑依契約募集! ( No.342 )
   
日時: 2014/09/25 21:32
名前: 薬師イタチ◆9ZoRB.L/.k ID:yTlRkebc

                    DAY16,8






「おい、大丈夫かよ! しっかりしろって……!」

一方。映二と燐火はケガをした契約者や一般人達を安全な場所へ避難させていた。映二は自分が運んでいる一人の負傷者に何度も呼びかける。その後ろからは燐火が負傷者二人を担いで運んでいた。それを見た映二は「流石180超え……」と呟く。燐火は自分達と同じ歳だというのに身長は188cmもある。やはり力も強く、大人二人を軽々担いでいた。

「どうすんだ、またどんどんケガ人が増えてきやがるぜ!?」

「助けんのに専念しろよ、増えたらまた助ける! おい、大丈夫だ! もう助かるからな!」

大人二人を担いで走る燐火に映二は答え、安全な避難場所へと二人は駆ける。二人は既にその場所にケガ人を何人も避難させていた。休んでいる暇なんてない、二人はケガ人を運びながら路地を走る。この近くに安全な場所があり、そこに他のケガ人も避難させていた―――――――――――――――はずだった。その安全な場所に二人は着いたが、ケガ人を支えたまま茫然と立ち尽くす。安全な場所は血の海と化していた。安全だったその場所に避難させていたケガ人は血溜まりに沈んでいた。支えていたケガ人を一旦燐火に預け、映二は血溜まりに沈むケガ人達に駆け寄り生きているか確かめる。しかし、全員死んでいた。ケガ人全員、最初見た時は無かった傷跡がついている。何者かによって殺されたようだ。

「……お、い……何だよこれ……嘘だろ……?」

映二は死んだケガ人達の側で震える。俺のせいだ、俺がここに残っていれば……映二は頭を抱えて膝をつく。燐火が声をかけようとした時。

「わざわざありがとな、丁度ライフエナジー欲しかったところだったんだ」

少年の声に、ばっと映二と燐火は振り向いた。振り向いた先には翆の姿が。彼の肌や衣服は血で濡れ、銃剣となっていたプライグの刃からは血が滴っていた。

「お前、まさか」

「お前らが運んでたケガ人の中に契約者もいてな。結構ライフエナジー手に入ったぜ」

はっ、と翆は馬鹿にするように笑いながら言った。避難させたケガ人全員を殺したのは彼のようだ。映二は勢い良く立ち上がり、翆を睨み付けながら雷の籠手と具足を装備する。燐火もケガ人三人を殺されないように自分の後ろに下がらせて身構えた。

「ふざけやがって……! 人の命を何だと思っていやがる!?」

「てめぇの事はどうでもいいから放っておこうと思ったが……今回は見逃せねえ。てめぇのやり方汚過ぎるぜ、オイ!!」

激しく怒る二人に翆はまた笑う。

「殺るか? 俺も殺りたいんだけどな……楽しみは最後に取っておく方だ、それに今は忙しくてな」

翆はそう言って銃剣型に合体させたプライグの銃口を映二と燐火の頭上に向けると一発撃った。すると、二人の頭上から瓦礫が降ってくる。プライグの銃弾が当たった場所は脆くなっていた壁だったようだ。二人は慌てて頭を庇いながら避けようと走った。

「俺と戦いてーんなら後でな」

翆は背を向けて歩き去った。映二は追いかけようとするが、近くで膝をついている燐火を見て慌てて駆け寄る。

「……おい、燐火! 大丈夫か!?」

「つっ……ただ当たっただけだ、そこまで深いケガじゃねえっ……!!」

先程落下してきた瓦礫が当たったのか、燐火は血が溢れる右腕を押さえて息を切らしていた。映二は懐から包帯を出すと燐火の右腕に巻こうとしたが、燐火は手を伸ばしてそれを拒否しようとする。

「お前……それ使ったらお前の持ってる包帯無くなっちまうぞ……」

燐火は手を伸ばして拒否しながら言う。本当は映二は包帯をいくつか所持していた。そのほとんどはケガをした一般人や契約者達に使ったが、全て今翆の手で無駄となってしまった。燐火の言葉を聞きながら映二は包帯をじっと見つめる。それから少し経つとその残った包帯を迷わず燐火のケガをしている右腕に巻いた。

「これでお前が助かるなら」

「お前がケガした時はどうすんだ……!?」

「何とかなるだろ。……皆助かるんなら、俺の命なんてどうだっていい。それに俺がしっかりしてなかったせいで、今まで助けてきた人達を死なせちまった……俺は最低な男だよ」

映二は震えながら拳を握り締め、地面に叩き付ける。その後ゆっくり立ち上がり、さっき連れてきた三人の負傷者に向かって振り向いた。幸い、この三人は翆に狙われなかったようで無事だったようだ。

「これ以上色んな奴等が死んでいく所なんて見たくねえ。……ぜってえ止めてやる……!!」

映二は拳を握り締めながら言うと、燐火と共に三人の負傷者を連れて移動を始めた。































「サンダーバード! 私の声が聞こえないんですか!? サンダーバード!!」

清雅は何度もサンダーバードを呼ぶ。しかしサンダーバードは始や優子に何度も急降下しながら襲い掛かってくる。二人は何とか避けているものの、シンの分身もいる。サンダーバードと契約した事によって雷の力を操るようになり、サンダーバードと一緒に二人を襲う。

「サンダーバード、どうしちゃったの……!? あんなに清雅と仲良かったのに……!」

「優子、まずは奴を倒す事に専念しろ」

頭上で滑空するサンダーバードを見つめ悲しそうにしている優子に始は身構えながら声をかけた。始の前方では刀身に雷を纏わせた刀を回転させニタァッと笑うシンの分身が立っている。相手側はまだ余裕の表情でいるが、こちらはもうスタミナが切れそうだ。このままじゃ殺される。

「ハッハッハッ……ハアッ!!」

シンの分身が狂ったように笑いながら襲い掛かってきた。始と優子は身構えるが、シンの分身の真上からサンダーバードも急降下しながら襲い掛かってきた。二人は避ける準備をしようとするがシンの分身が避ける前に飛び掛かってくる。二人は防御体勢に入ろうとするが間に合わない。シンの分身が持つ刀身が雷を纏った刀を振り上げたその時。

「……あれ、僕何してたんだっけ」

急降下していたサンダーバードが呟くように言うと、すぐに翼をばさばさと動かして体勢を整えると着地した。下にシンの分身がいたがサンダーバードはそれに気づかないまま着地し、シンの分身はサンダーバードの下敷きになる。それと同時にシンの分身が持つ刀の刀身が雷を纏わなくなった。サンダーバードはまだ気づかず、先程の光の灯ってない濁った色の瞳はいつもの光が灯った綺麗な瞳に戻っていた。

「って、何で僕お父さんと契約解除してるの!?」

「サンダーバード!? すぐに契約し直してください、それとそこから一歩も動かないでください……!」

「お父さん、僕今まで何し……うわっ、何で僕の下にいるの!?」

清雅に問いかけようとするサンダーバードは自分の下敷きになっているシンの分身を見て驚く。シンの分身は表情を歪ませながらもがき、何とか脱出しようとしていた。慌ててサンダーバードは逃がさないようにずしっとシンの分身に体重をかける。

「サンダーバード、私と契約です!」

「分かったよお父さん!」

清雅は声をかけると、サンダーバードはシンの分身を逃がさないようにしながら返事をした。始と優子、清雅の心臓が大きく跳ねるように鳴ると、清雅の右手には黒のステッキが召喚される。それから清雅は黒のステッキを剣へと変えてサンダーバードとシンの分身の元へと走り出した。

「よくもサンダーバードを好き勝手操ってくれましたね……!」

清雅は激しく怒りながら剣を大きく振りかぶる。振りかぶった途端、シンの分身は手に持っていた刀で自分の上に乗っているサンダーバードを軽く斬りつけて退かし立ち上がると清雅と同時に刀を振り下ろした。清雅の剣とシンの分身の刀がぶつかると、鍔迫り合いをしながら清雅は剣をステッキへと戻す。そしてそのままシンの分身に電流を流した。電流を流されたシンの分身は麻痺はしなかったが怯み、後退る。

「はああああああっ!!」

シンの分身の背後から優子が駆け出し、間合いを詰めると両手で押すようにシンの分身の背中に触れた。触れるとその場所が光り、爆発。爆発によってシンの分身は大きく吹っ飛ばされた。

「……天は見ている。俺が望めば、天は俺に味方する」

シンの分身が吹っ飛ばされた先には背を向けて立つ始の姿が。聞こえる声で呟くように言うと、左足の拘束具が解かれる。シンの分身は吹っ飛ばされながらも刀を構え、振りかぶった。刀が届く距離になったら振り下ろすつもりだ。始はシンの分身に背を向けたまま左足に力を込める。

「…………ハアッ!!」

始は勢い良く振り向きながら左足で回し蹴りを、シンの分身は吹っ飛ばされながら素早く刀を振り下ろした。始の左足は振り下ろされた刀の刃を砕き、そのままシンの分身の腹に命中した。始の回し蹴りを食らったシンの分身は身体をくの字に曲げて彼の左足にだらん、と力なくかかる。だらんとした身体から煙が出てくると、シンの分身は消滅していった。それを見た清雅と優子は大きく瞳を開いて驚く。

「もしかして、今戦ったのは偽物だったって事!?」

「偽物だろうな。俺は前に他の奴等と一緒に奴と戦ったが歯が立たなかった。今回は偽物だったから勝てたものの……この調子ではいつか確実に殺されるだろう」

始は気づいていたのだろうか、特に驚く様な反応もせず腕を組みながら言った。一方清雅は慌ててサンダーバードに駆け寄り、彼を抱き締めていた。サンダーバードも清雅に身を寄せる。

「お父さん、僕何があったの……? さっき変な呪文を聞いてからその後よく覚えてなくて……」

「いえ、いいんですよ……よかった……」

サンダーバードは首を傾げながら清雅を見つめ、清雅は目を閉じて安心したようにサンダーバードを抱き締めた。優子も安心しながらその様子を見て笑みを零す。

「行くぞ、じっとしている暇はない。一刻も早くこの騒ぎを終わらせる」

始は歩き出し、振り向きながら声をかけると優子と清雅は頷いた。サンダーバードも翼を広げて頷く。






















一方。高層ビルの一室では神奈とシンの分身が戦っていた。シンの分身の攻撃を舞うように横に移動しながら回避して立ち止まると踏み込みながら槍で突く。シンの分身は体勢を立て直しながら刀を振り下ろした。ぶつかり合うと、槍と刀は遠くへ弾き飛ばされる。神奈は弾き飛ばされた自分の槍を見てからシンの分身に視線を戻す。シンの分身は両手の拳を握り締め、身構えた。神奈はそれを見て僅かに笑みを浮かべる。

「……遊んであげるわ」

身構え、そう言った。さっきの引き攣った様な笑みではなく、余裕そうな笑みを浮かべながら。身構える時に指を鳴らしながら動かすと、身構えていたシンの分身はぶるっと少しだけ震えた。




メンテ
Re: Power of God and a demon 魔物&憑依契約募集! ( No.343 )
   
日時: 2014/11/01 09:09
名前: 否月とわ◆CMX6sycB7w ID:iKFQwcjY

どうも、この場ではお久しぶりなのです。
前亜琉斗、現否月とわなのです。
まあ気軽にとわ様とでもy(蹴
……調子乗りました、とわで平気ですごめんなさい(((
ようやく追いついたので感想を……

契約者同士で殺し合い……。
嫌だなぁ……争いは死体の山しか生みませんぞ。
でも、シンさんのようなキャラクターは大分私の好みなのですww
神奈ちゃんのご兄弟なのか……一見すると全く似てないけど、人間を軽く見ているというか……
まぁ、根本的な考え方? は同じなのかね。

翆くんのゲスさたまらない……!
やっぱりゲスいキャラクターはいいですねー滾ります((

清雅さんとサンダーバードの絆はとっても深いんだなぁ……と思いました。
それにしてもサンダーバードのショタっぽさいいですよね、擬人化させたら薄い本が厚くn(死ね

神奈とシンの分身の戦い……
え、神奈ちゃん何遊んでくれるの? とわさんも混ぜてというか混ざらせて((

あ、後最後に。
江錬ちゃんを使っていただきありがとうございます!
ミステリアスでクセの強いキャラクターですが、可愛らしく書いていただきとわさんはエクスタシーです(変態

では、失礼いたします!
メンテ
Re: Power of God and a demon 魔物&憑依契約募集! ( No.344 )
   
日時: 2014/11/22 00:05
名前: 薬師イタチ◆9ZoRB.L/.k ID:2upibU.g

お久しぶりです、色々忙しくてあまり更新が出来ませんでした。
そしてもっとお久しぶりのコメント返し。




とわへ

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお久しぶり!!
追いついたのね、流石とわ様だわ!!!(

契約者同士の戦争がついに始まりました、主催者は翆とシンです(ひそひそ
おー、そうなんだ!嬉しいなぁ!ありがと!確かに人間軽く見てるところ似てるよね…(本人も分からなかった
そうだね、まあ神奈は少し優しい(?)感じかな…?


やっぱり翆やシンや逸斗のような悪は必要だと思ってね…!特に翆はとことん悪にしてみました…!
しかし書いててとても楽しい、これが悪キャラの魅力か……!!(
だから翆はお気に入りのうちの子ですっ

清雅&サンダーバードいいよね…書いてて温かくなってほっこるする……皆素晴らしい子達を考え過ぎぃ!
とわだって江錬という素晴らしく可愛くて深い子を考えるしさぁ!!
え?擬人化?そしたら俺とんでもない事にな(鼻血どばばばばばばば←

分身出した数だけ強さ分散されるけどシンの分身結構強いよー…
ダメだよ大変な事になるよ!遊んだらすぐに天界行きだよ(真顔

天界行き=死


こちらこそ、江錬を応募していただきありがとうございます!
頑張って可愛く、そしてカッコよく書きたいと思います!こんな今でもヘッポコ文才な俺ですが頑張ります…!!


どうもー!

メンテ
Re: Power of God and a demon 魔物&憑依契約募集! ( No.345 )
   
日時: 2014/11/22 02:54
名前: 薬師イタチ◆9ZoRB.L/.k ID:2upibU.g

                    DAY16,9





空、ナギサ、若菜、巳香の四人は全力で逃げていた。四人は今、ある者に追われている。空は大声で他の三人を呼びかけながら走り、ナギサは若菜の手を引っ張りながら逃げ、若菜はナギサに手を引かれながら走り、巳香は走りながら何度もちらちらと自分達を追いかけている者に視線を向けていた。後ろからは大きなチェーンソーを引き摺りながら、まさに「凶暴」という言葉がピッタリの少年が全力で追いかけてきていたのだ。

「戦えェッ!! 俺とッ!!」

引き摺っていたチェーンソーを振りかぶって地面に叩き付け、大声を上げながら四人を追いかける逸斗。空もナギサも若菜も巳香も、彼の恐ろしさを分かっていた。彼は自分と同じぐらいの大きさのチェーンソーを持っていながらも四人と同じスピードで走っている。

「ちょっと後藤! ここからどうすんの、あいつをどうにかするんでしょ!? 案はあるの!?」

「今必死で考えているんだ!! やはり奴はイカれている!」

若菜の手を引っ張って走りながらナギサは隣で走る空を睨むように振り向きながら言い、空は前を見て全力で走りながら返した。しばらく走っていると逸斗は持っていたチェーンソーを消滅させ、すぐに柄が紫色のレイピアを召喚してきた。重いチェーンソーが軽いレイピアに変わった事で、逸斗は走るスピードが速くなりどんどん四人との距離を縮めていく。四人は前を向いて逃げている為それに気づいていない。

「…………! み、皆来てるよぉっ!」

走っていると巳香が一番最初に気付き、慌てて三人に声をかけ三人を守ろうと立ち止まりながら大鎌を握り締めて待ち構える。それを見た逸斗はようやく戦える、と嬉しいのかニヤァッと笑みを浮かべてレイピアを勢いよく振り下ろした。巳香はすぐに大鎌の柄で防ぎ彼をそのまま押し飛ばそうとする。しかし逸斗は踏ん張っていて押し飛ばされず、ニヤッと笑みを浮かべたまま逆に巳香を押し飛ばした。

「真利さん!?」

「私は大丈夫だよぉ!」

三人は巳香が逸斗と戦っている事に気づき、慌てて立ち止まってすぐに駆けつける。逸斗に押し飛ばされた巳香はにっ、と明るい笑みを浮かべて逸斗に向かって駆け出した。

「ちょっと痛いけど、ごめんねぇ!」

巳香はそう言いながら大鎌を大きく振りかぶり下から斜めに大鎌を振る。逸斗はレイピアで防ぐが弾かれて軽く怯みながら後退り、巳香は怯んだ彼の腹を狙って掌打を放った。逸斗は僅かな呻き声を上げながらまた後退る。今度は巳香は踏み込むと大鎌を持ち替え、柄で掌打を当てた逸斗の腹を狙って突いた。

「ぐうッ……!!」

突きを受けた逸斗は跳び後退りながら少し離れる。それを狙って空、ナギサ、若菜の三人は銃を使ってわざと当てないようにしながら逸斗を撃つ。

「……舐めんじゃねェェェエエエエエエエエエ!!」

逸斗は雄叫びのような大声を上げるとレイピアを消滅させてまた先程のチェーンソーを召喚し、四人に向かって走り出した。しまった、と四人は逃げ遅れてしまい何とかしようと身構える。逸斗は大声を上げながらチェーンソーを勢いよく横から振った。四人はすぐに避けるとナギサは二丁のショットガンで、若菜は大きなバズーカで逸斗のチェーンソー攻撃を中断させようとチェーンソーを狙って撃つ。しかしチェーンソーも逸斗本人もビクともせず、勢いも落ちないまま逸斗はまたチェーンソーを勢いよく横に振った。ナギサと若菜は間一髪避けるがチェーンソーは二人が持っていたショットガン二丁とバズーカを切り裂いてしまう。

「あ、っ……!!」

「速水、松川!」

ナギサと若菜は瞳を大きく開いて唖然としながら下がり、空と巳香が慌てて二人の前に出て構えた。逸斗はニヤァッと不気味な笑みを浮かべながらチェーンソーを引き摺りゆっくりと近づいてくる。そして踏み込みながら引き摺っていたチェーンソーを振り上げた時。突然狼の魔物ガルムンが現れ飛び掛かってきた。逸斗はすぐにチェーンソーで一刀両断する。飛び掛かってきたガルムンは呆気なく真っ二つに切り裂かれて消滅し、ライフエナジーだけが残った。しかし、一体だけでは無かった。ガルムンが次々と建物の陰から、建物の屋上から、建物の中から現れ、全て逸斗に襲い掛かっていく。

「邪魔だァ……!!」

逸斗は苛立ちながら呟きチェーンソーを振り回してガルムン達を真っ二つにして蹴散らしていくが、数はどんどん増えていくばかり。空達はそれを見て唖然としていた。

「な、何がどうなっているんだ……? 何故こんなに多くのガルムンが突然……それも、全て奴に襲い掛かるなんて……」

「チャンスよ後藤、今の内に逃げましょう。若菜も巳香さんも、急いで!」

唖然として呟いている空にナギサは言うと、若菜の手を引いて巳香にも声をかけながらさっさと逃げるように駆け出す。先に駆け出した三人を見て空は呼び止めようとするが、少しおろおろとした後すぐに後を追うように駆け出したのだった。

「…………アアアアアアアアァァァアアァアアアアアアアアアアアァァァァァァァアアアァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァアアァァァアァアァアァァアアアアアアアアアアアアアァァァァアアアアアアアアァァアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」

逸斗は上空を見上げ大声で叫んだ。それから空達との戦闘を邪魔しに来たガルムン達に怒り狂いながらチェーンソーを振り回した。





























「大丈夫かな、一真くん」

「……俺はあいつを信じる。一真は大丈夫だ」

一方、椿と千礼は少し破壊されている建物の中で休憩をしていた。今現在、一真は士桐と戦っている。二人は一真に言われて先に進んだのだった。椿は心配する千礼にそう言いながらも心の中では一真の事をとにかく心配していた。大丈夫だろうか、と心の中で呟きため息を吐きながら椿はポケットからペンを出すと地面に絵を描き始めた。その絵はまるで人を表しているようだった。その絵を一つ、また一つと描き、合計で二十ほどになると描くのを止めた。千礼は身を乗り出してそれを不思議そうに見つめる。

「……何してるの?」

「占いだ。……少し、な」

千礼の問いに答えながら椿は唾を飲み込みながらその絵に向かって手を翳した。翳している手は僅かに震えていて、椿本人も睨むように絵を見ていて緊張しているようだった。隣にいる千礼はそんな椿を首を傾げながら見る。
……すると二十あった人のような絵の中で一つだけが何故か少しずつ薄くなっていき、ついには完全に消えていった。おお、マジック?と千礼は少し驚いたようになりながら椿に振り向く。一つが消えていく様子を見ていた椿は翳していた手をゆっくりと退かし、瞳を大きく見開き震えていた。椿の様子がおかしい。千礼は彼の肩を優しく叩いた。

「椿くん? どうかしたの?」

「……そんな……馬鹿な……!!」

椿は震えながら呟く。千礼はその言葉を聞いて問い出す。

「今、椿くんがやったこの占いは何なの? 突然一つが消えちゃったし……何で?」

「……この絵は俺達なんだ……! 俺とお前を含めた契約者十四人と、DBのエージェント六人……合わせて二十人……!!」

椿は震えながら千礼の問いに答えた。千礼は腕を組んで考え込む。それから少し経つと、千礼は気付いたようで腕を組んだまま顔を上げた。彼は震えている椿をじっと見つめる。

「二十人から、一人が消えた。…………つまり」

千礼がぽつりと呟くと、椿が答えた。











「俺達の中で一人、誰かが死ぬ……!!」

椿は震えながら千礼を見つめてハッキリと言った。



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