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[730] Poised!
   
日時: 2011/06/18 20:34
名前: 福島 安達 ID:wG3J9GB.


はじめまして
中一の剣道部員ですっ!
三年間頑張りつつ、この小説も書きたいですっ!
ちょっと現実離れした描写塔が多くなるかとも思いますが……
なるべく減らしたいです!

■注意点■
題名こそ英語ですがれっきとした『剣道小説』です
文才その物がないので、何言ってるか分かりません
あと、剣道をやっている人しか分からない事をたまに言います
たまに中学生、剣道部のあるあるが始まったりします


■その他■
更新は遅めです
剣道以外の事も書いたりします


■目次■
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Re: Poised! ( No.1 )
   
日時: 2011/06/18 21:13
名前: 福島 安達 ID:wG3J9GB.


「はじめまして、私が皆さんの担任……桑島悟子です」

教壇に立つ女性―桑島悟子―は皆に向かって呼び掛けた
彼女は此処、宝川中学に赴任してきて3年になる
今まで1年生しか受け持ったことがない
しかし、その明るい性格と美しい容姿に毎年魅了される生徒が出てくる
その為、全ての学年の生徒から好かれていた

そして、今年も恒例の様に一年生担任だった
始めて見る子もいれば、小学校とつながる連絡通路で見かけたような子も居た

「皆さんはこれから、小学校の半分という短い時間の中で、沢山の事を学んでいきます! ときには嫌になる事もあるかと思いますが、そんな時は友達や先生に相談したり……そんな小さなことからも沢山の事を学んでください」

決まった、と心の中で呟き一度ピリオドを打った
するとある少女が手をあげた
生徒番号1129、梁川菊である

「どうしましたか、えーっと……やな……」

「梁川菊です」

「ごめんなさい、梁川さん」

「いいえ……先生、此処の学校、剣道部はありますか?」

悟子は部活の話、と言う生徒が究極に楽しみにしている事を忘れていたのだ
よくよく、教師に配られたプリントを読めば太い文字で『部活の話は生徒が最も楽しみにしている話です、忘れずに』と書いてある
恐らく学年主任の田川恭太郎が朝書き足して、コピーし直したものだろう

「え、ええ! ごめんなさいね、忘れていたわ! 梁川さん、座ってちょうだい? ……じゃあ、仕切り直して部活の話をするわね」

そう言った瞬間、皆の目がギラリ、と光る
3年前の生徒も同じである
黒板に向かい、箇条書きで部活の名前を書いていく
勿論、今決めるわけではない

「まず、文科系から行くわね? 美術部は絵を書いたり工作をするわ、吹奏楽部は合奏を主にするわね……運動系は……皆が知らないようなのだと……ソフトと野球の違いかしらね? ソフトは女子専門、野球は男子専門ね、今年からサッカーは女子も入れるようになったわ……あとは……梁川さんの言う剣道はあるのだけれど……女子が少ないわね、男子は20人くらいいるのよ……」

同時に、カツン、とチョークを持つ手を止めた
ちょうど男女比を書き終えた時だった
振り返ると、隣同士で「何処に入るの?」などと、質問を始めていた

そんな光景は珍しくもない
大体中学生ともなれば、皆付き合いがうまくなるのだ
自身がそうだったように

「はいはい! じゃあ、朝の学活は終わりよ! 授業の準備を始めなさい!」

生徒たちは返事をすると、各々の準備を始めた
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Re: Poised! ( No.2 )
   
日時: 2011/06/18 21:39
名前: 福島 安達 ID:wG3J9GB.


今週1週間は、部活見学をする週間である
2年3年は普通どおりに部活があるが、1年生は好きな部活を見に行くのだ

「ねぇ、きーちゃん! 何処の部活見に行くの?」

「海野さん」

梁川菊は、話しかけてきたクラスメイト―海野 絵里花―の方にふり返る
席が隣と言うこともあり、まだ学校が始まって2日だと言うのによく話をするようになった
絵里花は茶色の長髪を二つ縛りにして、制服のスカートを短くしている
しかも化粧をしており、入学早々ルール違反である

だが、親が暴力団の総長だと言う噂もある事から、先生も手出しができないのである

「絵里花でいいって言ったじゃん! それでそれでー、何処に行くの?」

「剣道部かな……」

「マジ? じゃあ、私とは逆の方向だね? 私吹奏楽部見に行くんだ!」

絵里花はさも残念そうに菊の頭を撫でる
因みに言っておくが、身長差はない
どちらも149cmである
すると、後ろから男子数名と女子数名がリュックを押してきた

「あ、エリーときーちゃん! あのさ、うちらこれから女バス見に行くんだけどさ、一緒行かない?」

「ちょっとユキ、アンタきーちゃんに自己紹介しなさいよ! ……あ、ごめんね、私は鹿上結華! バレー部に入ろうと思ってるんだ」

「ウチは高前幸、幸せって言う字が名前だから、ユーイとかエリーからユキって呼ばれるの! コウって男みたいだよねー……それより、エリーどうするの?」

幸と結華はニコニコと笑いながら二人に詰め寄る
早々から菊は面倒くさい関係に触れてしまったようだった
すると、幸と結華の後ろに居た男子が大声で叫ぶ

「幸! 結華! 邪魔だからどけよ!」

「ブスが集まってんなよなっ!」

一人は菊の後ろの席の塩江誠乃丞である
彼は口こそ悪いが、顔はそんなに悪くもなかった
どうやら男バスに入るらしい

「うるっさいわね! セイ、ミコト! ……あ、ごめんね、この馬鹿二人は……」

「俺は塩江誠乃丞、梁川の後ろの席」

「そんでもって俺は四月朔日命、命って書いて命だからな? あと苗字は難しいから四月と朔日って覚えてくれよ」

二人は其れだけいい、キョトンとする女子4人を避け、何処かにいってしまった
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Re: Poised! ( No.3 )
   
日時: 2011/06/26 20:52
名前: 福島 安達 ID:qOoTlyT.


「ほらほらっ! 早く準備をなさいな!」

悟子は宝川中学の剣道の顧問であった
歴史あるこの中学の剣道部は、其れこそ名の知れた先生に教えてもらった方がいいような強さであった
中体連の県大会で優勝は確実であるとさえいわれている

「先生、どうですか一年生? 来そうな子、居ました?」

男子剣道部の部長―志田 早勢―が声をかけてくる
着替えをしながらだから、そちらを向くのはいくら生徒が相手だからと言って恥ずかしい
とりあえず、向こうの方を見ながら答える

「男子は分からないけど、女の子なら私のクラスからいるかもしれないわね」

「マジすか!? ……いやー、珍しい」

「どういう意味かしら? 早勢」

「毎年、クラスに一人位は剣道部いるもんですよ? 男女ともに」

「アンタ達だけよ」

早勢は其れっきり言葉を紡がず胴着と袴、面と籠手以外の防具をつけ終える
他の男子は話しながらやっているせいか、とても遅い
女子はすでに戻ってきている

すると同時期に、菊が体育館に入ってきた

「あっ、桑島先生! 先生、顧問だったんですか?」

「あら、梁川さん! そうよ、私は剣道部……と言っても女子の顧問なのよ? 男子は宮代先生よ」

「そうなんですか……入りたくなりました」

二人の会話を見ながら、女子剣道の部長が走り寄ってくる
短く黒いショートが印象的だ

「はじめまして、えーっと……」
「梁川 菊! 菊ですっ! せんぱっ……先輩! よろしくお願いします!」

「フフッ、そんなに堅くなくていいよ? 普通に喋っていいからね?」
「は……はい、あの……先輩は……」

「あ、ごめんね! 私は早田 里利、先輩、でいいからね?」
「はい!」

「ほらぁっ! 早く並んで……」

悟子の呼びかけで先輩は向こうにいってしまった
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