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[2219] 新婚さんのイッシュ紀行 1話更新中
   
日時: 2015/02/26 13:20
名前: ルーファ◆zvBlPRU/S2 ID:L/W.se36

はじめまして、ルーファといいます。
今回初めての二次創作ということで「新婚さんのイッシュ紀行」を書かせてもらいます。
至らない点も多くあると思いますが、多めに見てもらえると助かります。


本作品を読むにあたって、以下のことに注意してください。

・ポケモンが嫌いだという方は読むことをお勧めできません。

・基本的にオリキャラ×オリキャラです。

・荒らし目的でしたら、ブラウザバックでお戻りください。

・すでにメインキャラの手持ちは固定ですので、増えることはまずありません。

・「新婚」なので、非常に甘い雰囲気なシーンがあったりします。

・BWのゲーム沿いで、本筋に関わりますが主人公の位置ではありません。

・上と関連して、ゲームの男主人公と女主人公が双子で出てきます。この二人がゲーム本編を進んで行きます。

・話の内容が面白くない、自分に合わないと感じられましたら、ブラウザバックか閉じる形でお願いします。


読んだ後、感想などありましたらドンドン書いてください。更新の励みになります。
また、誤字脱字やおかしな点などがありましたら、そちらも教えていただけるとありがたいです。

更新は亀のように遅くもどかしいかもしれませんが、気長に読んでいただけるとうれしいです。





あらすじ
 一ヶ月ほど前に結婚したばかりのカナタとアキホ。しかし、新婚にもかかわらずカナタはアララギ博士からの依頼でイッシュ地方一周を頼まれる。そんなわけで、カナタとアキホはイッシュへと旅立つ。並の男より男前なカナタと愛が人より少し(かなり)重いアキホ。そんな二人のイッシュの旅が始まる。

「カナタさん、カナタさん。私たち、ずぅっと一緒ですよ」

「当たり前でしょ。僕ら夫婦なんだし。むしろ君が離れることが想像できない」

「ええ、嫌といわれても離れませんよ。愛しい愛しい私のカナタさん」


目次


>>1 登場人物

>>2 第1話

メンテ

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Re: 新婚さんのイッシュ紀行 ( No.1 )
   
日時: 2015/02/22 18:12
名前: ルーファ◆zvBlPRU/S2 ID:isYegIAA

登場人物


『そこらの男よりも男前なお嫁さん』

カナタ

 黒髪黒目の中性的な顔立ちの女性。服装は黒のものを好む。髪は首が隠れるほどで両サイドが後ろ髪より長い。一人称は、僕。
 服装やしゃべり方などから、初対面の相手には男性に間違われることもある。
 カントー地方マサラタウン出身の17歳で、イッシュとカロス以外はほとんど旅をして回った。一応どの地方でもバッチは八つ集めているが、リーグの参加条件の一つである手持ち6体以上に達していなかったため、リーグには参加していない。
 マイペースで天然なため、素で男前な行動を起こす。旅先で、様々な事件に本人の意思関係なく巻き込まれる面倒な体質を持っている。
 また、人やポケモンを見下したり悪用したりする人間が嫌いで見かけるとつい手が出てしまうという。
 
手持ちメンバー

・リザードン(色違い) ♀ 〔カラン〕

 特性…もうか  性格…すなお  個性…昼寝をよくする
 カナタさんの最初のポケモン。色違いということもあり生まれてすぐにR団に研究材料として捕まった過去がある。
 あまり人が好きではなく、カメラのシャッター音がトラウマ。いきなり写真を撮られたりすると半径10m程度が焼け野原になってしまうほどのもの。
 カナタさんと揃って天然のほほんコンビ。メンバーの中で怒ると一番怖いのはこの人。


・ラグラージ ♂ 〔ミカゲ〕

 特性…げきりゅう  性格…おっとり  個性…好奇心が強い
 カナタさんの2体目のポケモン。ミズゴロウの時、ホウエンから密輸入されクチバで売られそうになっていたところをカナタさんに助けられた。
 知らない人に触られるのが嫌いで初対面の人間はまず無視。いきなり触ると物理技で沈められる。
 カナタさんとカランの二人旅に不安を感じた人その1。


・エルレイド ♂ 〔サイカ〕

 特性…ふくつのこころ  性格…いじっぱり  個性…暴れるのが好き
 カナタさんの3体目のポケモン。タマゴから孵ったが、性格、個性などの理由からトレーナーに捨てられミナモで仲間になった。攻撃が異様に高い。
 喧嘩っ早く、初めて見るものにはまず攻撃を仕掛ける。それにより、よく止めようとするコウヤと喧嘩している。
 旅メンバーのトラブル源その1。一応自覚はあるのでマシな方。


・オノノクス ♀ 〔リュウラ〕

 特性…とうそうしん  性格…やんちゃ  個性…かけっこが好き
 カナタさんの4体目のポケモン。オーキド博士に頼まれてイッシュにお遣いに行ったときにアララギ博士からタマゴをもらい、そこから生まれた子。
 メンバーの中では末っ子扱いで、特にサイカとライヒに懐いている。結構サイカとライヒの影響を受けていて、無自覚に暴力的。
 旅メンバーのトラブル源その2。本人にその自覚がないので、たちが悪い。


・ハッサム ♂ 〔コウヤ〕

 特性…テクニシャン  性格…ゆうかん  個性…打たれ強い
 カナタさんの5体目のポケモン。虫取り大会で捕まえたストライクに、ポケスロンの景品のメタルコートを持たせたら翌日何故か進化していた。
 面倒見がいいため、大抵サイカの喧嘩を止めるために出てくる。常識人に見えて実は結構暴力的。
 良識的人に見せかけたトラブルメーカー。こちらも本人に自覚はない。


・レントラー ♀ 〔ライヒ〕

 特性…いかく  性格…まじめ  個性…物音に敏感
 カナタさんの6体目で最後のポケモン。元群れのリーダーだったが、♀であったためにリーダーから強制的に降ろされ、群れからも追い出された。
 男尊女卑を嫌い、女でありながらも強いカナタさんをとても慕っている。女を見下す男が嫌い。
 チーム最大の常識人。このメンバーに不安を感じた人その2。


 *


『人より何倍も愛の重すぎる旦那さん』

・アキホ

 茶髪緑目の美人な男性。服装は赤か黒のチャイナ服が多い。背中まである長い髪を、後ろで一つに束ねて後頭部でクリップ(バンスクリップ)を使いまとめている。一人称は、私。
 カナタと違い細身だが身長があるため(180cm前後)女性に間違われることはない。
 ホウエン地方ミナモシティ(おくりびやま)出身の18歳で巫女の家系の人間。しかしとある事件がきっかけでその役目がなくなる。その事件の後、アキホにとってカナタは恩人となった。しばらくは一人でホウエン旅するが、偶然再会したカナタさんの旅に付いて他地方を周った。リーグはホウエンのものに一回出場しており、それ以降は挑戦していない。
 巫女の家系ということでいじめられていた過去から、他人があまり好きではない。そのため、カナタには周りからは重いと言われるほどの愛を捧げている。
 嫌いなものは他を見下す人間で、その対象が自分やその周りの人間に及ぶと容赦なく毒を吐く。


手持ちメンバー

・ジュカイン ♂ 〔キオ〕
 
特性…しんりょく 性格…れいせい 個性…喧嘩をするのが好き
アキホの最初のポケモン。だが、オダマキ博士からもらったのではなく野生で傷だらけだったところを保護しそのまま手持ちになった。
チームのリーダーでお兄ちゃん的存在で常識人。だが、沸点が低いのでキレるとすぐに手が出る。主な被害者はサーナイトのヨウカ(自業自得)。
ヨウカに関することで、カナタのエルレイドのサイカと気が合う。

・サーナイト ♂ 〔ヨウカ〕

 特性…トレース 性格…ひかえめ 個性…辛抱強い
アキホの2体目のポケモン。ラルトスの時巫女の仕事のためアキホのパートナーにと選ばれた。
見た目と性格を裏切るとても残念なやつ。カナタのエルレイド、サイカが大好きで性別など些細なこと!と、強烈なラブコールを送る。でも、殴られる。
オスメス関わらずモテるが、エルレイド一筋。

・フライゴン ♂ 〔セーレ〕

 特性…ふゆう 性格…さみしがり 個性…負けず嫌い
アキホの3体目のポケモン。111番道路をの砂漠で迷っているアキホを助け、そのまま手持ちになった。
チームの癒し。ナックラーの頃から泣き虫で、でも、お兄ちゃんになったからと頑張るも空回りするどじっ子。今でもチーム1泣き虫。
カナタのオノノクスとはドラゴン仲間で仲が良い。

・エンペルト ♀ 〔ミオ〕

特性…げきりゅう 性格…おだやか 個性…考え事が多い
アキホの4体目のポケモン。シンオウについた時にポッタイシだった彼女をナナカマド博士から譲り受けた。
優しく知識豊富なチームの良心。だが、研究所にいた頃からの悪癖で自分の知らない事をとことん調べたがる。満足するまで誰の声も届かない。
下手に好奇心を持った彼女が実は一番の問題児。

・ルカリオ ♂ 〔トウハ〕

特性…ふくつのこころ 性格…きまぐれ 個性…食べるのが好き
アキホの5体目のポケモン。シンオウを離れる時に旅の途中で仲良くなったゲンから渡された、彼のルカリオの子ども。
何にでも興味を持つがすぐ飽きる。一番なついている相手はジュカインのキオで、彼の言うことはよく聞く。
なんとなく気の合うキュウコンのコノウとよく一緒にいる。

・キュウコン ♀ 〔コノウ〕

特性…ひでり 性格…おくびょう 個性…ちょっぴり見栄っ張り
アキホの6体目のポケモン。アキホがホウエンをもう一度周りる時に家族からもらったタマゴから孵った。
チームの妹的な存在。夢特性と言うこともあり人目が怖く、中々外に出ようとしない根っからのビビり。でも、家族相手には強がろうとする。
なんとなく気の合うルカリオのトウハとよく一緒にいる。


*

オマケ
カナタさんとアキホの旅の経歴。

カナタ
11歳〜12歳
マサラを出発しクチバまで進む。そこで当時ミズゴロウだったミカゲに出会い、彼の故郷のホウエンに行くと決め、船に乗りホウエンのミナモへ。ここでラルトスだったサイカと出会い仲間に。
その後おくりびやまでアキホたち一族の事件をに巻きこまれ解決する。事件後ミシロに無事たどり着きオダマキ博士からミカゲのことを完全に任される。
一度カントーのマサラに戻った後オーキド博士にお使いを頼まれイッシュのアララギ博士の元へ。そこでお礼も兼ねてタマゴ(後のリュウラ)をもらいカントーに帰る。

13歳
お使いの後、カントーではなくジョウトを旅し、その中でタマゴが孵り、ストライクのコウヤと出会う。

14歳
バッジを集め終え、アルフの遺跡を観光していたら、何故かシンオウのマサゴに飛ばされた。
そこでアキホに再会し、シンオウを共に回る。その中でレントラーのライヒと出会い仲間になる。

15歳
その後アキホと別れて回っていなかったカントーを旅してリーグに挑戦する。
そして、会いに来たアキホに告白され付き合うことに。

16歳
マサラでアキホと共に暮らしながら、オーキド博士の助手のような感じで過ごす。

17歳
アキホが18歳になったので結婚。


アキホ
12歳〜14歳
カナタと出会い、事件解決後まずホウエンをその後カントーを目的もなくただゆっくり回る。その間にナックラーのセーレと出会う。

15歳
オーキド博士の勧めでシンオウのナナカマド博士の元へ。そこでカナタと再開し共にシンオウを回る。この頃からカナタに好意を抱く。

16歳
カナタと別れてジム挑戦を決め、ホウエンをもう一度旅する。
リーグ挑戦後カナタに会うためカントーへ。そして告白し、カナタと共にカントーに残る。

17歳
カナタと共に暮らしながら、トキワジムで事務の仕事をして過ごす。

18歳
結婚できる年齢になったのでカナタと結婚。


だいたいこんな感じです。特に話しに関係があるわけでもないので、そうなんだ程度に流しても大丈夫です。
メンテ
Re: 新婚さんのイッシュ紀行 ( No.2 )
   
日時: 2015/02/26 13:13
名前: ルーファ◆h3ltAwoaac ID:L/W.se36

第1話  夫婦と彼らの出会い

 〜イッシュ地方カノコタウン〜

 港から出てくる二つの人影があった。
 長身の影は一度大きく息を吸うと、隣の少し小さな影に笑いかけた。

「ここがイッシュですか。なんだか空気が少し違いますね!」

「そうだな。カントーやホウエンとは微妙に気候や風土が違うから、独自の生態系が出来ているそうだ」

「そうなんですか、楽しみですね!私、イッシュは初めてですから!」

 満面の笑みを浮かべる影と、そんな相手を見て微笑む影。そして二人、カナタとアキホはアララギ研究所に向けて町へと歩き始めた。



 のんびりとした町のなかを二人並んで歩きながら、そういえば、と、ふと思い出したようにアキホはカナタに尋ねた。

「確かカナタさんは以前イッシュに来たことがあるんですよね?」

 小首を傾げるアキホ。そんな彼にカナタは軽く頷き答える。

「ああ、ちょっとな。あの時も博士からの依頼でな。その時にリュウラのタマゴをもらったんだ」

 昔を懐かしみ、ゆるりと目元を緩めるカナタ。すると、途端に隣を歩いていたアキホの歩みが止まる。

「アキホ?」

 不思議に思い、カナタも足を止め、振り返って彼を見る。そんなカナタの目に映ったのは、立ち止まり俯くアキホの姿だった。
 もう一度彼の名を呼ぶと、しばらくの間の後、

「…………ずるい」

「は?」

 ようやく答えたかと思えば要領の得ない一言にカナタは思わず声を漏らす。
 ポカンと口を開け彼を見ていると、アキホの俯いていた顔が上がった。そんな彼の眉間にはシワがよっていた。怒っているようにも困っているようにも見える、なんとも微妙なアキホの顔。
 なんとなく察しのついたカナタは、「何が?」と、彼に尋ねる。少し言い淀みながらもアキホは答えた。

「……いえ、なんと言いますか、私の知らないカナタさんが居ること、そしてそのカナタさんを知る人が居ることににずるい、というか、なんだかイライラする、と言いますか。カナタさんは私のものなのに……、と、そんな感じで……」

 答えているうちに心当たりに行き着いたのか、アキホの眉間のシワは無くなり、変わりに笑顔が浮かんだ。

「……って、ああ、そうか。なんだ、ただの嫉妬でした!」

「分かったんなら言わんでいい」

 呆れたような顔でバシっと彼の額を軽く叩くとカナタはまた歩き始めた。「痛いですよー」と対して痛くもないその場所を右手で抑えながら、アキホはニコニコと笑い先を行くカナタに追い付くため小走りで彼女の元へ向かう。
 カナタに追い付くと笑顔のまま彼女に話しかける。

「嫉妬深くてごめんなさい」

「知ってる」

「大好きです、カナタさん」

「それも知ってる」

「愛してます」

「僕も」

 淡々と返してくるカナタに赤くなりながらも嬉しそうに笑うアキホ。
 こんな二人のやりとりは、研究所につくまでずっと続き、研究所の扉の前、アキホはそっと後ろからカナタを抱きしめると、

「カナタさん、私のカナタさん。ずっとずぅっと一緒です、私のお嫁さん」

 といってするりと腕をほどこうとする。しかしそれより早くカナタがアキホの腕を掴み、くるりと彼に向き直ると顔を近づけて言った。

「君こそ、一生僕を離すなよ。僕の旦那様」

 カナタの不意討ちに首まで真っ赤になりピシリと固まってしまったアキホ。抱きしめられていた腕を外すと、カナタは何事も無かったかのようにさっさと研究所へと入って行った。

 研究所に入ると、4人の少年少女と白衣の女性がいた。扉の方を向いていた女性、アララギがいち早く気付き、カナタに視線を合わせる。そんな彼女に軽く会釈をすると、こちらに背を向ける形で立っていた4人が振り返っていた。
 初めて見る人に驚いた顔をするものや、興味津々といった風に目を輝かせるもの、その中で一人違った反応をするもの。驚いたような、でも嬉しそうに目を輝かせるベレー帽の少女。その少女、ベルは中に入ったカナタに近づくとその手をとり、喜色満面の笑みをカナタに向けた。

「久しぶりです、カナタさん!わたしベルです、覚えてますか?」 

「もしかしたらと思ってたけど、あのちびっこだろ。大きくなったな」

 懐かしい顔にカナタはベルの頭を撫でる。嬉しそうにその手を受け入れるベル。そんな二人の様子に、驚く子供たち。笑顔で見守る博士。
 その時、またガチャリと研究所の戸が開いた。入って来たのはアキホ。カナタとベルが居たのは扉のすぐ側。当然入ってきたアキホにもすぐに見えるわけで……。

「…………カナタさん、この子は?」

 言いながらカナタとベルを離し、カナタを自分の腕の中に閉じ込める。突然現れ上にその後のカナタへの行動、今度はベルも一緒になって子供たちは驚いた顔で二人を見る。

 


 
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