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[2214] 名もなき依頼(仮)
   
日時: 2013/09/07 15:43
名前: 双流◆xQ5Da6yyJY ID:MtTgVhks

なんでもご依頼受け付けます。

 困ったことがあればこちらまで。







初めまして。双流と申します。
更新凍結してる時に新しい小説建てるんじゃねえよとかお思いでしょうが
そっちも時期に書きますんで勘弁したってくだせえ……

こちらはゆるーくゆるーくやっていこうとは思っております。
放置ロックだけはしないように頑張ります。

荒らしは原則禁止です。注意なら厳し過ぎない程度には大歓迎です。
その他注意事項は気付き次第載せてきます。

コメントも歓迎してます。感想等々どんどんコメントしてやってください。



お客様


本編
プロローグ >>1

Story1 -1 >>2
Story1 -2 >>3


その他


建設日時 2013年5月20日 23時39分
更新日時 2013年9月07日 15時43分


よろしくおねがいします
メンテ

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Re: 名もなき依頼(仮) 1-1 ( No.2 )
   
日時: 2013/06/02 19:00
名前: 双流◆xQ5Da6yyJY ID:buc6hk7s

五月某日、午前11時25分。
 こちらポケモン依頼相談所。通称Prc、ケヤキタウン支部。

 そのこじんまりとした小さな建物の中の机で、俺は大きく項垂れていた。
 5月だと言うのに熱気むんむんとした部屋の中、こんな小さな建物にエアコンなどといったものは設備されているわけもなく、ただ吹くかどうかも分からない外の風で暑さをしのいでいた。

 「はぁ……。」
 今日はなんだか最悪な一日になりそうだ……。








    Story 1-1
    「名もなき依頼」






「おっはよー。」
 前方の扉が音もなく開かれる。この勢いよく放たれる声の主を確認するまでもなく、右手を上げ返事をする。状況は分からないが、向こうはどう見たってテンションの低い挨拶に疑問を抱いている様子だろう。

「……どしたー? いつもだけどいつにも増して元気ないね? また依頼失敗した?」
 項垂れたまま溜息を吐く。理由を特定してくる行為自体がむかつくがそれがあながち間違ってないのがまたむかつく。
「っせーな……。」
「図星ね」
 顔を見なくても「そいつ」がニヤニヤしてる様子が目に浮かぶ。さらにむかつく。

「まあ、大丈夫大丈夫! 次があるって!」
「……お前の大丈夫は大丈夫だった試しがないんだがそれは」
「酷くないそれ?」
 つっこんできたところで俺はようやく顔を上げる。いつもと変わり映えのしないその顔が、今日も憎たらしく俺の目の前にあった。


 俺は『溝木 コウ』。 Prcケヤキ支部の、一応リーダーをやっている。
 やっているとは言ってもそれは名目上だけの能書きであって、Prc協会に申請するのにリーダーがいるだのそんな理由でなったが、正直リーダーを任されるようなやる気は残念ながら持ち合わせてないので向いてないとは自分では思っている。だが、俺がリーダーにならなかったとして他の誰がリーダーになるかと言われれば、その選択肢は一つしかない。
 と言うのも、このケヤキ支部。俺を含めメンバーが2人しかいない。
 幸い、このケヤキタウン自体大きなところではないので2人でも充分依頼はこなせる件数ではあるのだが、他の大きな町、いや街にもなると50人なんてもんはざらじゃない。……50人もいてはたして全員に依頼が行き届くのかどうかは置いといて。

 んで、その俺じゃない方のメンバーっていうのが、この、目の前にいるこの……

「なにじろじろ見てんの。」
「いやいつ見てもアホそうな顔してるなって」
「にゃにおう」

 ……改めて、このアホそうな顔のやつが『小野田 早苗』。名目上俺の相棒という立場にあたる存在だ。とにかく生意気で俺の言うこと言うことにいちいちたてつこうとする。のくせに客の前では「いい顔」を決め込んでいるから気にくわない。顔もそこそこ整ってる方じゃあるし客には割と評判はいいらしい。……それに比例して俺の評判が悪くなってるような気がするのは言うまでもない。


「んで?」
「あ?」
「今日はなにしくったの」

 毎日失敗してるような言い方はやめてくださいな。

「……別に俺はしくってないし、悪いのは依頼主のほうだ。」
「それ毎回言ってる気がするなあ」
「いや、今回は確実に依頼主が悪い。なあ?」

 そう言って、机の後方にあったボールホルダーから一つモンスターボールを手に取り、机の上に乗せる。小野田は俺の行動に首をかしげていたが、そのボールの中身を見てえっと声をあげた。

「これ……依頼主のポケモンじゃない?」
「そ。《チコリータ》」
 俺がその名前を呼ぶと、ボールの中で嬉しそうに小さくジャンプするチコリータの姿があった。3日も共に過ごした仲だ。既に相当俺になついてくれている。

「え、なんでチコリータが此処に……、確かコウの依頼って9時には終わってるんじゃなかったっけ?」
 小野田が俺の真後ろに飾ってある『予定リスト』というボードを確認しながら言う。俺と小野田の依頼内容と時間が大まかに書いてあるボードで、そこには確かに「ポケモンの世話」という依頼が今日の午前9時には終了しているような内容となっている。
「ああ、終わったよ。『依頼時間』はな……。」
 とまで俺が言って小野田は何かを察する。

「ま、まさか……」
「寝坊したんじゃ、とか言うなよ。俺はちゃんと起きてちゃんと目的の場所まで出向いた。」
「じゃなんで」

 なんで、といわれてもおかしくないような内容だ。
 こちらには全く非はないのだから。



 モンスターボールの中のチコリータは、なにを話しているのか理解できない様子で、ただぴょこぴょこと頭の葉っぱを揺らしていた。






Next...





後書き
ほんとはもうちょっと早めにあげるつもりだったんですがどうしてもこう……時間gすいませんやる気がおきませんでした吊ってきます
一話目は文が散漫としてしまうのがもはやデフォルトになりつつある双流です。お疲れ様です
いずれ分かるようなこともあると思うんで、なんだこれみたいなところも今は軽く受け流しといてください。
ちょっとずつ投稿していくつもりなんでよろしくお願いします。
メンテ
Re: 名もなき依頼(仮) ( No.3 )
   
日時: 2013/09/07 15:40
名前: 双流◆xQ5Da6yyJY ID:MtTgVhks



    Story 1-2
     「魅惑の疑惑」




 3日前、とある中年ほどの男がこの相談所におとずれた。

 今日と同じように玄関正面の机で暑さをこらえていた俺は「らっしゃーせー」という非常に覇気の無い声でお客様を迎える。当然だがこんなことPRCであってはいけない行為だ、でも仕方ない。暑いんだもの。
 もしかしたら説教の一つ二つでも飛んでくるかもなとか思いつつ、こちらに来るその男をぼーっと目で追っていた。
 やがて机の前までくると、その男は俺の目の前に一つのモンスターボールと一枚のメモ用紙のようなものを置いた。説教はなかったかとほっとした束の間、男は、

「……こいつを3日間預かってほしい。詳細はこの紙に全部書いてある。よろしく。」

 とだけ言ってそそくさと去って行った。依頼を申請するときは専用書類に諸々書き込みをしないといけなくて、当然そうくるものだとも思っていたので急な行動に対処しきれない。追いかければいいのだが、追いかけてもきっと追いつかないだろうというスピードででていき、さらに俺がへばっていて急に動けなかったというのもありそのまま見送ってしまった。
 こういう客は稀にいる。内容だけ告げたままで出ていこうとする奴。そういう客は大半がこの施設のシステムを初めて使う様な人達なので、引き止めてこの施設のルールを説明するとちゃんと書類を手にとってくれる(中にはめんどくさいと言って書きたがらない迷惑なのもいるが)
 だが今の人は、システムをわかっていないわけでもなさそうで、めんどくさいというわけでもなさそうだった。……よくは分からないが、とりあえずポケモンを差し出されたからには断ることもできない。

 モンスターボールの中を確認する。
 そのポケモンはボールの中でぐっすり眠っているらしい。黄緑色の体で頭に大きな葉が一枚。このポケモンは……チコリータだ。確か相当珍しく、ジョウト地方、というところでしか見ることができないとか。俺も話には聞いたことはあったが、……本物は初めてだ。
 無理に起こすのも気が引けるのでボールには触れず、同じく机に置かれたメモ用紙をチェックする。



・チコリータを3日間預かってほしい。なるべく外に出て日の光を浴びさせ、元気に遊ばせてやるとなおいい。 ただし目を離しているうちに逃げてしまったという事態は絶対避けること。
・チコリータはLv.7。臆病。昼寝をよくする。
・3日後の朝9時、指定した場所にてチコリータの入ったモンスターボールを引き取りに行くので持ってくるように。

 メモ用紙にはこのような事が書かれていた。……ようするにポケモンの世話、というジャンルの依頼なわけだ。出来れば具体的にどういうことをすればいいのか、みたいなことも教えてほしかったが、いない相手に対してそう多くは望めないだろう。
 特定の場所、というのが見つからないので裏返してみたらどうやら続きがあったようだ。例の「指定の場所」らしき地名と依頼主のものらしきアドレスと電話番号が書いてあった。いますぐにでもその番号にかけて色々と問い詰めたかったが、その次に書かれていた内容を見て一瞬で思考が吹き飛んでしまった。


・なお報酬は対応にもよるが基本額は5000000pと設定する。

 一、十、百、千、万…… 見間違いでなければそこには五百万という数字が記されていた。

「ご、ごひゃっ……!?」

 目を疑った。
 よほど苦労する依頼でも、よほど依頼主の気前が良くても、もらえるのは良くて一万pくらいのものだ。俺としては五千pでも充分やりがいを感じるような報酬額設定なのに、まさかのその千倍の値となると……これは……もう……


 いや、まてよ。確かに魅力的な、魅力的すぎる額だが、つまりそれはそれだけの労力を伴うということじゃないのか? 相手もいくら気前が良かったとは言え、簡単な仕事で五百万pという値段はそう易々と出せるはずがない。手を付けられないポケモン程度じゃ生ぬるい、もしかしたら俺の命にかかわるような事をなにかしでかしてくるんじゃ

 いや、まあ受けてしまったわけだが。




 3日は案外淡々と過ぎていった。俺の一番苦手とする「ポケモン育成」という厳しい縛りも無く、とりあえず面倒を見るだけ、凶暴なんだと身構えていあチコリータもメモの「臆病 昼寝をよくする」という性格の通り大人しく、初日は俺の存在に少し怯えていたようだが、翌日になるとおびえることなくこちらへ寄ってきたので、結構人懐っこい奴なんだなとも感じた。メモに書いてあった「外に出してやる」ことも別の依頼の関係で外に出る時についでに遊ばせてやったり。目を離さないことももちろん忘れなかった。……何てったって五百万である。ポケモンをそういう金銭的な目で見るのはいけないことだと思うがそう思ってしまっても正直仕方ないような気がする。もし目を離して逃げでもしたら、この依頼は失敗。報酬もゼロ。夢の五百万が水の泡なので細心の注意を払わざるを得なかった。
 世話の合間合間に依頼主のあの男に何度か電話をかけたりメールを送ったりなどのことをしたが、なぜかいつも繋がらない。連絡するために電話番号とアドレスを記しているはずなのにかからなくては意味がないじゃないか。聞いておきたいこともたくさんあるがこればっかりは諦めるしかない。3日がすぎるまであまり分からない状態で世話をするしかなかった。

 世話は小野田にも協力してもらった。俺が忙しい時には小野田にチコリータと散歩しに行ってもらう。小野田は俺よりもポケモンの世話、育成などと言ったポケモンと触れ合うことが好きで得意だからこういう依頼はたまに手伝ってもらうのだ。……報酬は山分けだが。
 ちなみに今回の山分け額は俺が四百万で小野田が百万だ。いつもなら半分以上要求してくるところだが、なにしろケタが違い過ぎるのでこのくらいで満足とのこと。ごもっともだ。
 

 俺も小野田も特に問題もなくチコリータの面倒を見ていき、約束の3日目……つまり今日がやってきた。
 珍しく遅刻もせず忘れものもせず。俺は約束の朝9時にチコリータのボールを持ち指定された場所で待つまま




 約1時間半が経過した。








Next...


後書き
変なとこで切れちゃったけど勘弁してくださいね(;;´ω`)
お久しぶりです。こんな感じですごい間が開いてもぼちぼち更新はしていくつもりなんです。
この世界の通貨はポケらしいです。価値としては一円=一pなので円と変わらないです。
早くも下書きなくなったんで次の更新いつになるかな(不穏
メンテ
Re: 名もなき依頼(仮) ( No.4 )
   
日時: 2013/09/16 11:43
名前: クロス ID:QRZPJ0sQ

初めまして、クロスッス。

チコリータ可愛らしいww
続きが気になるストーリーです!
メンテ
Re: 名もなき依頼(仮) ( No.5 )
   
日時: 2013/09/19 01:29
名前: 双流◆xQ5Da6yyJY ID:9m058ovA

まさかコメントがくると思ってなかったので心臓が止まってまう

>クロスさん

初めまして、コメントありがとうございます!
チコリータ可愛いですよね!! 歴代御三家はほんともうみんな大好きです(*´ω`)
期待されてるような内容のものを書けるかどうか心配ですが、これからもぼちぼちと更新していくので、どうぞよろしくお願いします!


コメントありがとうございました。
メンテ

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