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[2061] ポケットモンスター クリアバージョン なんだかんやあって、完結!
日時: 2013/04/29 20:22
名前: cacao. ID:R1kF2A4U

※クリアバージョン鑑賞の際は
 ポケットモンスターブラック&ホワイトバージョンを
 ほどよくやりこみ下さい。


・4/29追記 完結!

 2列目から上がってきました。
 アンドロ団のくだりがゲーチスに転換されてぶっとびましたが
 おわりです!
 思い返すと……微量ながらチャットや感想や参照の上々を見るに
 それなりに見てくれた人は居たと思うのですが、かなり裏切りました
 しかし未だに、みんなどんな話が好きなんだ!というのは、よくわかっていません!
 ていうか、エックスワイ新作が秋に出ます!ミュウツーはアレジャナイとかコレジャナイとか!エックスワイの互換性があるなしがどうとか!そっちの事をむしろ書きたいのに!ああ!なんで小説など書かなくては!とかなんとか思っている間に時間が経ちました!
 みんなも気をつけろ!
 てなわけで、終わりです!


・2/27追記 解凍の日が来た

 いやー、ついにこの日が来ました
 新バージョン発売決定の為、スレッド再開します。
 楽しみですねぇ。DSで出るらしいですよ。
 恐らく当スレの内容と、新バージョンの内容は大きく違っているので。
 そのへんをお楽しみ下さい。


・目次

序・クリアストーン
1・静まりかえる町 >>1
2・太古の訪問者 >>2
3・氷を喰らう虫 >>3
幕・とけないこおり >>4

あとがき ブラック&ホワイトに続く第3のバージョンについて >>5


・再開後の目次

序・彼の場合 >>6
序・彼女の場合 >>7
4・かぜといっしょに >>8
5・潜入!ヤグルマの森 >>9

最終回・終わりよければすべてよし!>>12


※下記は本編1となります


序・クリアストーン


 夕焼けのカノコタウン。そこは海の見える街。
 潮風の吹く、この街に済む少年は、この風の匂いが苦手だった。
 街から海の方に向かう手すりに捕まり、今日も海を眺めながら、しぶい顔をしている。
 海は嫌いだが、夕日の輝きは好きなのだ。

「……海かぁ。」

 彼の名前はクー。
 クーは海の広さが苦手だった。
 海は広すぎて、いつか自分たちは、あの海に飲み込まれてしまうのではないか。
 そんな不安が尽きないのだ。



「おかえり父さん。」
「ああ……ただいま。そうだ。クー、お前にいいものをやろう。」
「いいもの?」

 クーの父は、ここカノコタウンから少し離れたシッポウシティの博物館に勤める、研究員の一人だ。
 博物館はイッシュ地方各地の発掘調査を行っている為、その関係から、クーの父は時折、妙なものを拾ってくるのだ。

「父さん、また変なものを拾ってきたんでしょ。母さんに怒られるよ。」
「はは、怒られるもんか。今回のはちょっと違うんだぞ。」

 そう言って、父はクーに「少し待ってろ」と告げて、机の下にあるカバンから何かを取り出し、机の上に置いた。
 しかし、それはやはり、何かえたいの知れない、きたない石ころだった。
 大きさといえば、クーの着ている上着の胸ポケットに、丁度入るくらいのサイズだった。

「なんだよ、やっぱり変なものじゃないか。」
「おおっと……そうか、少し汚れているようだな。」

 そう言って、父が懐から取り出した布きれに包まれたそれは、それまでの醜い外見を拭い去り、淡い輝きを放っていた。
 綺麗であるだとか、色はどうだとか、不思議とその石の輝きは、そういったものを感じさせない、なんとも妙なものだった。
 だがクーは純粋に、その輝きは美しいものだと感じていたのだ。

「どうだ、クー。これでもまだ、変なものに見えるって言うのか?」
「……ま、まぁまぁかな。さっきよりも随分キレイになったよ。」

 クーがそれを言うと、父はにぶい顔になって石を見る。
 何かを考えているような、クーがあまり見た事のない、妙な顔付きになっていた。

「こいつはな……ちょっと機嫌が悪いんだよ。どうも、俺みたいな遺跡荒らし達には、厳しいらしい。」
「父さんはちゃんと、遺跡の事を調べて発掘をしているじゃないか。」
「その筈なんだけどな。ははは……どうだ、これ、お前にやろうか。」
「え?いいの?」

 クーは内心飛び上がりたい気分だったが、遺跡好きの父の持ってきたものである。
 何が起こるかわからないと思えば、怖い気はしていたが、やはりそれを手放すのは惜しかった。

「貰うよ。珍しくいいものみたいだから、記念に貰っておいてあげる。」
「そうか。じゃあこれは今から、お前のものだ。ああ、大したものじゃないから、無くしても構わないよ。」
「ううん、大事にする。」
「そろそろご飯だから、父さんは手を洗ってくるよ。」
「父さん。」
「……ん?なんだい。」

 しかしクーはどうしても、気になる事があった。
 それがわからない事には、どうにもこの物体に愛着は沸かない気がしたのだ。

「この石、名前はなんていうの。」
「……それは「クリアストーン」。白でも黒でもない、色の無い、透明な石という意味さ。」
「クリアストーン……か。うん、悪くない名前だね。」

 これが、クーとクリアストーンの出会いだった。
 夢中でクリアストーンを見つめるクーは、洗面場に向かう父の漏らした一言に気付かなかった。

「すまない……クー。」
メンテ

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5 ( No.9 )
日時: 2012/03/06 22:03
名前: cacao. ID:Mu71t0OA

5・潜入!ヤグルマの森


 ヤグルマの森。
 時折この森は、一部の経験者から、自然界の法則から外れた奇怪なる現象が起こる魔境とも呼ばれる事がある。
 それは、やはりここに住むポケモンの仕業だろう、という希望的意見が浮上するも、それらは憶測の域を出ない。
 詳しく説明すれば、それは人間の方向感覚を狂わせるというだけの事かもしれないが、森に迷った人間は、この森の航空情報、地形情報から外れた、全くの異界の道を歩く事になるのだという。
 それらの道がどこに繋がっているのか、一旦踏み出した後で帰還は可能なのか、疑問には、誰もが答えを示せないままでいた。

 ブルルンブルルルン、シュボー。
 軽快なエンジン音をかき鳴らし、ヤグルマの森上空を、空飛ぶ白きモーターバイクが走る走る。
 乗り込んでいる彼女が免許を持っているかどうかは、これもまた定かではない。

「う〜ん、ここからじゃ何も見えないわね〜。」
「ベルさま、この森にはどのような御用でいらっしゃったんですか?」

 跨る白きバイクが口をきく。
 マシンの名はレシラム。何故か、今は空飛ぶオフロードバイクに姿を変えている。

「探し物が得意なポケモンがいるらしいのよ。そのポケモンのお陰でこの森は、迷い道に入っても、無事に森を抜ける事が出来るんだって。そのポケモンに、探し人がどこに居るか教えて貰おうと思うのよ。」
「そのポケモンの、名前とか格好とかは……。」
「あはは、知ってたらよかったんだけどね〜。」
「……ははは。」

 ベルの足元に広がるヤグルマの森。生い茂る木々に道を隠されたその森から、探し物を見つける事は極めて困難であろう。
 一方……。

「いかん!ヘッドを見失ったぞ!」
「畜生!おれたちのマシンが、オフロード仕様だったら!」
「どこですかベルさーん!」

 ブラックレシラムのメンバーは生い茂る森の中を突き進んでいた。
 森林の奥深くにバイクを持ち込めば、有毒ガスを感知したポケモンに敵対しされ、襲われかねない上、彼らの中に、森を走るのに適したマシンを持つ者は、運悪く居なかった。
 ならば何故彼らはベルに付いて来たのだろうか、といえば、なんとかいけると思ったからである。
 ヤグルマの森を一本道で通過する事の出来る正規ルートを外れ、彼らは森深くに足を運んでいく。



「遅いな。」

 ヤグルマの森、スカイアローブリッジ方面の入り口、ベンチに腰掛けるチェレン。
 待ち人は遅れていた。予定より三十分も長く座っていたチェレンは、どうにも耐え切れず、ついに重い腰を上げる。

「遅い!遅すぎるぞ。せめて連絡の一つぐらいよこしたらどうなんだ。」

 どうにも待たされるのは苦手なチェレンは、森の方向を見る。
 彼の今回の仕事は、恐らくはヤグルマの森にて遂行される予定なのだが、それだけだった。
 開始時まで、肝心な情報を一切くれないという事態は珍しくはない。
 そして数分前、彼の友人は、この森の方角へと飛び去って行った。

「そういえば……。」

 チェレンは、ベルの乗っていた異様なマシンを思い返す。これまでの旅を経て、無数のポケモン、様々な地形、建物を見てきた彼の眼にも、あの異様なものが一体なんなのか。ポケモンなのか、機械仕掛けなのか。
 彼はその答えを出せずに居た。
 ふと思い当たる節がある。
 彼の組織、アンドロ団が恐らくは拠点としている地下列車、ゼクロムの事である。

「ゼクロム……そして、あの炎を吹き上げて飛ぶ白いマシン……。」

 もし彼の片割れであるポケモンが、人に知られる事の無いように、このイッシュ地方に広がる文明において、本来の姿とは別の姿を形作っていたとしたら……。

「あれはまさか……!」

 チェレンの中で何かが繋がり始めた……その時!

「ギギィー!」
「うわー!」

 物思いにふけっていたチェレンに容赦のない不意打ち。
 突如、目の前に浮かぶは、アンドロ団の連絡用ポケモンとして派遣されている、ギアルだった。

「ギギアギ ギアギギギアル ギア ギギア ギアギギアル――」
「はっ……ええと、なになに。」

 これが、アンドロ団独自の暗号コード、ギアルコードである。
 ギアルの発する特殊な鳴き声に独自のメッセージを載せ、団員に伝えるのである。
 無論、暗号の解読方法は団員のみに知らされる為、他の者が見れば、ギアルの独り言を聞いている研究熱心な一般トレーナーにしか見えない、筈であるが、その姿はやはり怪しい。

「ままー!あのおにいちゃん、ギアルとお話してるー!」
「しーっ……気付かれないように、ママと向こうへ行きましょうね……!」

 周囲の喧騒、不評、偏見をもろともせず、無事に暗号を受け取ったチェレンは、そのコードを今一度確認する。

「……ヤグルマの森に迷い……怪奇現象の主を捕獲せよ、か。」

 暗号化された極秘のコードをべらべらと口に出すチェレン。仕方ないじゃないか。
 チェレンは森に向かって歩き出す。
 彼もコード内部にある“迷え”という現象には聞き覚えがあった。
 広大な森を進む上での、迷い道、すなわち、そこを通れという事なのだ。
 だが狙って通れるものでもない。
 この森に有る怪奇現象に、自ら足を踏み込める有効な手段があるのだ。
 そして、チェレンは上空に去ろうとするギアルが、何かを渡そうとしているのに気付いた。

「ギギァ!」
「もって行けという事か……?」

 その小さな球状の欠片は黒く輝き、チェレンが手に取ると、気のせいか少し、びりびりと脈打っているように思えた。
 見た瞬間一目で、チェレンは何かを察する事が出来た。

「まるで……そう、あのゼクロムの一部のようだ。」

 チェレンはそれをポケットにしまい、再び森に向かって歩き出すのであった。
メンテ
Re: ポケットモンスター クリアバージョン [新バージョン発売 ( No.10 )
日時: 2012/08/04 00:11
名前: ケチャップカレー ID:KsNwaOdA

お久しぶりです。

元たかみーのケチャップカレーです。

たぶん忘れてますかね…。

忘れてたらこんにちは

とても面白いです。

次回待ってます。

ではまた
メンテ
Re: ポケットモンスター クリアバージョン [新バージョン発売決定の為 再開] ( No.11 )
日時: 2012/08/04 07:50
名前: 匿名 ID:aInUrGLU

日時: 2012/03/06 22:03
名前: cacao. ID:Mu71t0OA

>>9の最終投稿日を見てください。既に五ヶ月程更新されていません。
親スレも更新されていない所を見ると,もうこれは放置作品と見てもおかしくありません。
作者がいるかいないかも分からない古スレを上げないでください。迷惑です。

無論,トップへソートは外しておきます。
メンテ
とりあえず最終回!と、言い訳 ( No.12 )
日時: 2013/04/29 19:36
名前: cacao. ID:R1kF2A4U

 すいません、書く事はほぼ全て書いて個人的に満足してしまったので、何十ヶ月か放置してました!
 ですがこの内容なら、いきなり最終回をかいてもオッケーだろうという結論に達したので、今からぶっつけで最終回を書いてしまいます!
 いいんです!ポケウッド的な急展開でやってきましたから!おそらくオッケーです!
 己が衝動のままにエネルギーとして費やしたいと思います!



 前回までのあらすじ!


 ついにアンドロ団が本性を現した!

 様々な理由からの衝突、度重なる激闘と葛藤の末、ついに和解したベル・チェレン・クーの三人だったが、アンドロ団の生み出した融合ポケモン、ベガギアルの力によって、ポケモンサイボーグとなって復活したゲーチス改め、ギガ・ゲーチスの圧倒的なパワーに、三人の攻防むなしく、地に倒れる最後の賢人、アスラ。

 ついに全ての七賢人が倒されてしまった。不敵に笑いながら去っていくギガ・ゲーチスを不審に思う三人の元に、既にその機能を失ったハイリンクゲートを、自らの肉体を糧に守護するNのメッセージが届いた。

「賢人達が倒れた今、僕の手ではゲーチスの計画を止められない。どうかこの世界を救ってくれ……。」

 使者達が見守る中、静かに事切れるN。
 だがこの知らせは、それぞれの体内にあるホワイト・ブラック・クリア、三つのストーンの力を解放してしまう。
 半ば正気を失いながら、ハイリンクゲートに飛び立って行く三人。
 だが彼らを待ち構えていたのは、ゲーチスにベガギアルの一部を宿された、変わり果てた姿のNだった。
 ポケモンサイボーグとなったNを、ストーンの力に負け、本能の赴くままに攻撃してしまう三人。
 だがNは最後の力をふりしぼり抵抗する。そして自らを、愛の使者、平和の使者に続く第三の使者、心の使者である事を告げる。
 正体を明かし、真の力を解放した使者達は、三人の中からストーンを解放する。

「みっつの意思よ!そのまことの姿を現せ!」

 ブラック・ホワイト・クリア みっつの意思はひとつとなり、新たな意思、プリズムストーンが誕生した!

「プリズムストーンの輝きは強大だ、あらゆる者を魅了し、悪にも正義にも変える。だが今の君達なら使いこなせる筈だ。僕は、正義にも悪にもなりたくはなかった……だから心の使者としての力と、このプリズムストーンを託す……(割愛)」

 別の次元へとつながる、ハイリンクゲートに飛び込む三人が眼にしたのは、落ち着いた様子のゲーチスだった。
 親子として生活していると性格が似てくるのか、長々とした台詞をゲーチスは語りだす!

「見るのです子供達よ、ここからは様々な世界の、その方向が見えます。ポケモンを悪に染める方向。ポケモンの理想郷となる方向、ポケモンの真実にたどり着く方向、世界の結末、向かっていく方向が見えるのです。だがその全てにポケモンがいる。全てにポケモンが関わっている。わたくしはそれがとても煩わしい。(割愛)」

 するとゲーチスの呼びかけに応えるように、プリズムストーンは三人の手を離れ、ゲーチスを包み込んだ。

「おお見える、見えるぞ。理想が、真実が、霧が晴れるように見えていく。そうだポケモンこそが、悪だ。この世界に、人間以外の意思などいらぬ。わたくしが人間の理想郷を作ってさしあげましょう。」

 言葉と共に、ギガ・ゲーチスの中から三つの光が弾け飛び、ゲーチスを覆った。
 輝きの中から、ゲーチスがポケモンに跨って現れる。
 三体の伝説のポケモンが融合し、プリズムポケモン・ゼキラムが誕生したのだ。

「不完全なポケモンよ、消えなさい!」

 ゲーチスが言い放ち、ゼキラムの体から、閃光が放たれる!
 なんと三人のモンスターボールのポケモンが、全てかき消えてしまった!
 絶対絶命のピンチに追い込まれる三人。だがその時、クーの背中から太陽に似た蝶の羽が現れ、つよい光を放つと、ゼキラムの様子に変化が現れた!
 ゼキラムが輝きに照らされ、元の三体のポケモンに戻ろうとしていた!

「一体どういう事なんだクー!」
「これは恐らく俺の内にあるメラル……いや、ウルガモスの力……!おそらくゼキラムは、自分より前の時代のポケモンには対処できないんだ!」
「つまり懐古厨によわいって事ね!」

 と、そんなベルの見た目に反した言動と共に、三体に分散しそうになるゼキラム!
 それと同時に、三人の元にひとつづつ、モンスターボールが戻ってきた!
 ゼキラムの力が弱まっているのだ!

「今よチェレン!あの三体のポケモンそれぞれに、攻撃を当てて倒すのよ!」
「ど、どうして僕が命令されているのかはよくわからないが、君もやったほうがいいぞベル!」
「俺は……キュレムを……だめだ!キュレムは俺の相棒なんだ!攻撃はできない!」
「あたしもレシラムを攻撃するのはちょっとね……。」
「ふたりとも、そんな場合じゃないだろう!けど僕も、いや僕のジャローダにそんな真似はさせたくない!」

 とそんな事を三人が言っている間にまたも脳内メッセージが!

「ベルさん、色々あったけど、ここで攻撃しておかないと、その、ブラックレシラムの皆さんに笑われますよ!」
「あんた中々いいこと言ったわ!きなさいエンブオー!気合の入ったじしんをぶちかますのよ!」
「あっ!ベルさん!じしんは!じしんはやっちゃだめです!ちょっとベルさーん!」

 色々な事を考えていたレシラムにものすごい不意打ちダメージ!

「おいクー!なにを迷ってやがる!と俺が珍しくデレた所で攻撃するのが、最終決戦というものだぞ!」
「なんとなくわかった!ダイケンキ!手加減はいらない!かわらわり!」

 出番があったハズだが全く出番のなかったキュレムに空しくダメージ!

「ジャローダ……なんとなく君に攻撃させるのは惜しい、だがこれは最終決戦なんだ。ラストなんだ、わかってくれるね?」
「ジャロ〜……。」
「ああやっぱり攻撃できない!」
「…………。」

 結局台詞を書く事のなかったゼクロムに攻撃せずとも色々なダメージ!!

「ば、ばかな!このわたくしが!だがわたくしは諦めない!せめてこのゲートを使い、わたくしだけでも、ポケモンのいない世界へ!」

 ゲーチスのその台詞の後、光に包まれるゲート内部。

 気がつくと、三人はゲートの前に倒れていた。
 だがおかしな事に、伝説のポケモンも、三人のパートナーのポケモンも消えていたのだ。
 困惑する三人だったが、戦いの疲れを癒す為、今はひと時の眠りにつくのであった。


 最終話  三人の場合


 あの戦いから数日後(と、前にもこんな事を言った覚えが……)
 彼らは戦いの疲れを癒し、ハイリンクゲートへとやって来ていた。

 ゲーチスが行っていた、別世界を覗くという行為。
 これが許されるのか、許されないのか、彼らには正直なところ、どうでもよかったので、三体の伝説のポケモンに頼み、ゲートを使って、他の世界の様子を覗き見ていた。

 その度に、傷を負う事もあった。
 自分達の世界のやっている事を、空しく感じてしまう事もあった。
 だが、どれだけ時間が経とうと、耳をふさごうと、時を跨ごうと、その世界は一度はじまったら、終わらせるまで終わらない。
 終わる事が、よい事なのか。
 正しいとは、間違っているとはなんなのか。
 知るべき事、真実とは、それを知って描く理想とは、一体なんなのか。

 彼らの意見を聞いてみるとしよう。


ベルの場合

「あたし?うーん、なんか結局、勢いでここまでやってきたから、どっちに進めばいいのかはわかってるつもりだけど、なにが違うのかは、よくわからないかな。けど違う世界を覗いてわかったのは。違う世界には、違う私がいるのよね。なんか、子供の頃は「こうなる」って未来の私がいっぱいあった気はするんだけど、沢山あったとしても、バイクやってる自分が、その中のひとつーみたいなちっちゃい数え方されるのは、なんか納得いかないけど、そういうものなのかな。あたしからすればさ、インテリ人生なんてあんまり考えられないけど、まー世話好きになってるってトコは共感できたかな。共感したからって、どうって訳でもないんだけど、あ……戻ってきたみたい、チェレン!ちょっとこっちきなさい!」

 当初の試みとしては、とりあえず三人はこうなっているだろうという事だけを書きたくて、話はどうでもよかったんです。ゲームやって、1年か2年ぐらいちょろっとギャグをかいていけば満足かなって思ってたんですけど、予想以上に放置してしまいました……すみません。ポケモンはチェックしてます。一度予想を立ててみると、アニメやゲーム作品の見方が少し変わると思いますよ。
 一人ぐらい暴走族キャラ出てもいいかなーって思ってたんですけど、なかったですね。でもホミカがパンクキャラで出てきてくれたので、その点、妙に納得した所がありました。シリンダーブリッジはあんまり関わってこなかったんですけどね


 チェレンの場合

「僕ですか。あまり変わってないつもりですけど、ああそうそう、違う世界の僕は、僕にとっては、結構違ったものに見えているんですけど、ベルやクーからするとそうでもないみたいで、そういう点では、自分って他人が思っているように、自分で見えてるのかなという疑問はあります。でも変わらない事は、僕はずっとジャローダが好きで、これからもそうだって事ですね。あ、おいクー!ちょっと来てくれ!」

 チェレンは本当に、これでもかというぐらいに地味でした。続編の2で、前作のキャラは本当にサブ要素というか、話に多く関わってくるのはNぐらいのもので、アクロマさんが結構メイン張ってましたからね。プラズマ団に関しては、やっぱり新たな団を出してほしいなというのがあったんですけど、ゲノセクトの設定からして、覚悟はしていました。アレンジ曲とか、新衣装とかは結構好きなんですけど。今度のXYでも、どんな団が出てくるのか、今から楽しみです。


 クーの場合

「なにかこう、これがいい、あれがいいって、新しく向かった場所で思っても、既にそこにはそこのルールがあって、やる事は決まっていて、どれぐらいの頻度で顔を見せなきゃいけないとか、話はどういうのにしなきゃいけないとか、ま、よくわかんないんだけどさ。ポケモンでプロになるつもりはないんだけど、なにかこう、プロさを求められるというか、バトルにも、色々自分の中でルールが決まってるヤツがいたりしてさ、こうじゃなきゃいけないっていうのが、どうしてもあって、譲れないんだろうな。でも、やっぱり規則通りのバトルのほうが、たのしいのかな。俺には結局、それがよくわからなかったな。だから、ゲーチスの言ってた事も、少しわかる気がする。時々思う、ポケモンの力や存在が、人間の体に、あっているかどうかって事。やっぱり、よくわかってないのかな、俺。」

 クーは、誰もが一度は考えそうなキャラクターとして、けど、常識が邪魔をして、それをやってはいけないような、それをやってしまうと、見えない何かに怒られたりするのではないかというキャラクターとして、最初の話に組み込みましたが、どうだったでしょうか。普通でしょうか。
 誰しも、常識があります。ここまでやっていいのか、ここまでやったらポケモンではないのか、ここまでやったら、読んでもらえないかもしれない。
 目的も色々あるでしょう、人と話すために書く人、意見を聞くために書く人、なにかの表現の実験で書く人、おもいつくままに書く人、読むだけで、意見を書いているのが楽しいという人。
 私は、ものすごーく好きに話をかいて、それでいて、誰かに見せないと、風化してしまうものを、その時に発信する手段としてスレを使っているので、非常にいかんともしがたい気持ちのファンの方が多いですが、これからもこうして書いていこうと思います。
 あまり考えずに、おもしろければいい、という方針で、たっまーに書いていきたいものです。嫌になったら、作品を切ってしまいたいけど、気が向いたら書きたいという、だがこれは、誰もが思っている事なのではないかと思い、これを一番の理想系であると考えています。

 難しくかきましたが、言い訳です。この言葉も貴方の中で、様々な言葉が重なり、ぶつかり、貴方の元から離れていくでしょう。



 では、これにてクリアバージョン完結です。さらば!
メンテ
補足返信 ( No.13 )
日時: 2013/04/29 19:45
名前: cacao. ID:R1kF2A4U

 たかみーさん!ああ聞き覚えが……もう忘れてますかね、ですか。ふふふ
 忘れてましたよ!

 スレを見て見ないフリをしつつポケモンを見たりやったりしていたので、色々遅れましたが!スレがどうにかまだ消えていないので、返信させていただきます。

 おもしろいですか……これをおもしろいと言えるのは、なかなか……マニアックですね!
 自分としては小説すらもう書く気がかなーりうせてますが、ポケモン熱は冷めません。

 ご存知の通りかと思われますが、私はポケモン作品を書くより、ポケモン知識や、こんなんどうだというアイデアをとりあえず他人に渡して、とっとと去ったり、好き勝手しゃべりだしたり、愚痴ったり、キャラに言わせたりする不当な輩ですので、連絡の糸は切れ切れかもしれませんが、もし万が一また訪れる事があれば!返信は、見ないかもしれないので、覚悟のほど宜しくお願いいたします!

 いや、こういうヤツの作品に付き合っているとね……結構疲れるでしょう。
 でもおもしろいと言ってくれてありがとう。おかげで、なんか書く気になってしまいました。
 むしろ書かないで終わりましたけどね!

 では、あう事があれば、後ほど!



 あ、匿名さんですね!
 誰だかわかりませんが、自分はトップなんちゃらという言葉は全然興味もございませんので!おきになさらずに!どうぞどうぞ!外して外して!ヘタに上げないって事も時には大事だから!ステルスよステルス!


 ふう、よし!返信はこんなもんですね!ではでは
メンテ

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